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平成24年第83回定例会(第1号 2月13日)
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  1. 篠山市議会 2012-02-13
    平成24年第83回定例会(第1号 2月13日)


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    平成24年第83回定例会(第1号 2月13日)        第83回篠山市議会定例会会議録(1)           平成24年2月13日(月曜日)              午前 9時30分 開会   〇出席議員(19名)      1番  森 本 富 夫         2番  西 田 直 勝      3番  園 田 依 子         4番  植 野 良 治      5番  小 林 美 穂         6番  本 莊 賀寿美      8番  恒 田 正 美         9番  前 田 えり子     10番  隅 田 雅 春        11番  市 野 忠 志     12番  大 上 磯 松        13番  足 立 義 則     14番  堀 毛 隆 宏        15番  林     茂     16番  國 里 修 久        17番  木 戸 貞 一     18番  渡 辺 拓 道        19番  吉 田 浩 明     20番  河 南 克 典 〇欠席議員(1名)
         7番  奥土居 帥 心 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育委員長      畑 中 博 明   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   政策部長       上 田 英 樹   総務部長       植 村 富 明   市民生活部長     堀 毛 宏 章   保健福祉部長     前 田 公 幸   農都創造部長     長 澤 義 幸   企業振興部長     長 澤 光 一   まちづくり部長    長谷川   正   会計管理者      池 野   徹   上下水道部長     田 中 義 明   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    農業委員会事務局参事 若 泰 幸 雄   固定資産評価審査委員会事務局              大 西 正 巳   消防長        植 村 仁 一   教育部長       小 山 辰 彦 〇議会事務局職員出席者   局長         時 本 美 重   課長         梶 村 徳 全   係長         樋 口 寿 広 〇議事日程 第1号 平成24年2月13日(月曜日)午前9時30分開会   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  会期の決定   第 3  諸般の報告        ・例月出納検査報告        ・陳情書等   第 4  行政報告        ・寄附採納報告   第 5  常任委員会所管事務調査報告        ・政策総務常任委員会   第 6  特別委員会調査報告        ・議会広報編集特別委員会   第 7  承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第1号 篠山市景観条例の一部を改正する条例   第 8  承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて        ・専決第2号 篠山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に               関する条例の一部を改正する条例   第 9  議案第 1号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例   第10  議案第 2号 篠山市税条例の一部を改正する条例   第11  議案第 3号 篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正す               る条例   第12  議案第 4号 篠山市清掃センター条例の一部を改正する条例   第13  議案第 5号 篠山市パブリックコメント手続条例の一部を改正する条例   第14  議案第 6号 学校法人兵庫医科大学篠山病院施設整備費等補助金交付に               関する条例の一部を改正する条例   第15  議案第 7号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する               条例   第16  議案第 8号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例   第17  議案第 9号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す               る条例   第18  議案第10号 篠山市あさぎり苑条例の一部を改正する条例   第19  議案第11号 篠山市基金条例の一部を改正する条例   第20  議案第12号 篠山市立認定こども園の運営に関する条例の一部を改正す               る条例   第21  議案第13号 篠山市公民館条例の一部を改正する条例   第22  議案第14号 篠山市図書館条例の一部を改正する条例   第23  議案第15号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について   第24  議案第16号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更について   第25  議案第17号 平成24年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課               単価を定めることについて   第26  議案第18号 平成24年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩し               について   第27  議案第19号 平成23年度篠山市一般会計補正予算(第9号)   第28  議案第20号 平成23年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第3号)   第29  議案第21号 平成23年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)   第30  議案第22号 平成23年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算               (第3号)   第31  議案第23号 平成23年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4               号)   第32  議案第24号 平成23年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第               3号)   第33  議案第25号 平成23年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第3号)   第34  議案第26号 平成23年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第3号)   第35  議案第27号 平成23年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)              午前 9時30分  開会 ○議長(河南克典君)  皆さん、おはようございます。  開会に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  ことしの冬は日本海側を中心に記録的な大雪に見舞われ、雪崩等による被害、除雪作業中の事故等により、市民生活に大きな影響を及ぼしております。篠山でも2月に入り、暦の上では立春を過ぎましたが、最低気温が氷点下10度を記録するなど、毎日厳しい寒さが続いておりますが、議員の皆様には、極めて御健勝にて御参集を賜り、本日ここに第83回篠山市議会定例会を開会できますことは、市政のためまことに喜ばしい限りでございます。  議員の皆様には、12月定例会後、公私極めて御多用な中、各常任委員会の所管事務調査議会広報編集特別委員会、全員協議会、各種会合、行事への参加など、精力的な議会、議員活動をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。  さて、今期定例会は、酒井市長2期目就任後、本格的に編成されました平成24年度当初予算を初め、条例改正など市民生活にかかわる重要な案件が多数上程され、その内容も多種多様にわたるものでありますが、議会といたしましても市民福祉向上のため、十分に検討を加え、市民ニーズに対応すべく、懸命の努力をいたしたいと存じます。特に、新年度予算につきましては、予算特別委員会に付託し、休会中の委員会審査となる予定であります。  したがいまして、極めて多忙な日程となりますが、議員皆様には格別の御精励を賜りまして、慎重に御審議の上、市民の皆様の負託にこたえ得る適切妥当な結論が得られますようお願いを申し上げ、開会のごあいさつといたします。  ただいまから、第83回篠山市議会定例会を開会します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(河南克典君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、12番、大上磯松君、13番、足立義則君、14番、堀毛隆宏君を指名します。 ◎日程第2  会期の決定 ○議長(河南克典君)  日程第2.会期決定の件を議題にします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から3月16日までの33日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から3月16日までの33日間に決定しました。
    ◎日程第3  諸般の報告 ○議長(河南克典君)  日程第3.諸般の報告を行います。  本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから御了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、議案説明のため、市長、代表監査委員、教育委員長、農業委員会会長及びその委任を受けたものの出席を求めておきましたので御了承願います。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、平成23年11月分の例月出納検査報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  なお、関係諸表は議会事務局に備えておりますので御了承願います。  次に、閉会中に陳情書等2件が議長あてに提出されております。文書表とともに、その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。  このうち篠山市猟友会からの要望書については、十分な調査検討の必要を認めますので、生活経済常任委員会において、調査検討をいただくようお願いします。  また、「農業委員への女性登用に関する要望書」については、今回議会より推薦いたします農業委員について、議会運営委員会より一任され、正副議長で選考を進めておりました段階で、要望書の提出がございましたが、既に現委員の意向を伺った後でした。  したがいまして、その意向を尊重し、今回の議会推薦は、現委員を推薦する方向で協議しております。しかしながら、今後議会としても女性委員登用について協議、検討していくとともに、農業委員会に対して、公選、推薦を問わず、女性委員を登用しやすい環境について検討いただくことを申し入れたいと考えております。  次に、関係議長会の報告をいたします。  阪神市議会議長会関係については、去る1月31日、西宮市において定例会を開催し、副議長とともに出席し、平成24年度予算206万4,000円、役員改選では、会長に丹波市、副会長に尼崎市と決定いたしました。  兵庫県市議会議長会関係については、去る1月20日、第2回理事会を篠山市において開催し、次期定例会に提出されます平成24年度予算案及び役員改選等について協議、決定いたしました。  近畿市議会議長会関係については、去る1月27日、和歌山市において第3回理事会が開催され、次期定例会に提出されます平成24年度予算案及び役員改選等について協議、決定いたしました。  全国市議会議長会関係については、去る2月9日、日本都市センター会館において評議員会が開催され、地方行政委員会を初め、各部会よりの事務報告、会長提出議案等を審議し、いずれも了承、可決いたしました。  次に、2月8日に丹波少年自然の家事務組合議会が西宮市において開催され、平成24年度歳入歳出予算ほか5議案が上程され、いずれも原案のとおり可決いたしました。  これらの関係書類は議会事務局に備えておりますので御了承願います。  次に、1月11日、岐阜県郡上市、1月17日、愛媛県愛南町、2月3日、岐阜県高山市との間で災害応急対策活動の相互応援に関する協定の調印式が行われました。郡上市、愛南町との調印式には、池田議長、斉藤議長とともに立会人として同席をいたしました。  これで、諸般の報告を終わります。 ◎日程第4  行政報告 ○議長(河南克典君)  日程第4.行政報告を行います。  市長から報告がございますが、それに先立ちまして、寄附採納の報告文書を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(時本美重君)  寄附の受け入れについて。  下記のとおり、寄附の申し入れがあり、これを採納したので報告します。平成24年2月13日報告。篠山市長 酒井隆明。  寄附者、住所氏名、寄附品目、数量、寄附目的の順に朗読いたします。  篠山市下原山337番地、下原山自治会会長 西村敏雄、現金20万円、東日本大震災の被災者及び被災地の復旧復興支援として。  篠山市二階町58の2、デカンショ祭実行委員会委員長 溝畑敏樹、現金17万3,742円、東日本大震災の被災者及び被災地の復旧復興支援として。  篠山市西浜谷178番地、竹内正男、人形劇「クラルテ」11ぴきのねことあほうどり公演(一式)、135万4,755円相当、市内幼稚園児及び小学校児童の芸術向上のため。  次からは、寄附目的が丹波篠山ふるさと基金としてでございますので、寄附目的の朗読は省略させていただきます。  篠山市大沢244番地、前田正憲、現金178万円。  篠山市大熊35番地、西羅久子、現金100万円。  篠山市小多田1822番地、清水一雄、現金1,000万円。  吹田市長野東24の11、酒井正記、現金30万円。  吹田市長野東24の11、酒井ゆう子、現金20万円。  以上でございます。 ○議長(河南克典君)  酒井市長、報告願います。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  議員の皆様、おはようございます。  ことしは例年になく大変寒い毎日が続いております。本日、第83回篠山市議会定例会の開会となりましたが、議員の皆様には大変御健勝にて、平素からの御精励、御活躍に心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  本定例会で御審議をいただきます議案は、平成24年度一般会計、特別会計予算、また篠山市自治基本条例の改正など、いずれも重要な案件ばかりとなっております。どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようによろしくお願いいたします。  平成24年度の市政執行方針につきましては、定例会2日目となります2月20日に申し上げますので、本日は早速ではありますが、行政報告に入らせていただきます。  報告の1点目は、「開かれた市役所づくり」の調査結果についてです。  昨年、日本経済新聞社が全国809の市、区を対象に行政運営の革新度合いを調査され、その結果が昨年の12月に発表されました。篠山市は透明度22位、市民参加度75位とよい評価をいただいており、今後もさらに開かれた市役所を目指して、取り組んでいきたいと思います。  報告の2点目は、いろんな催しの開催についてです。  昨日はことしで5回目となります市民ミュージカルが開催されました。当初、入場者の心配もしておりましたが、2回公演とも大変たくさんのお客さんにお越しをいただきまして、内容も大変感動的で、多くの市民の皆さんに喜んでいただきました。若い皆さんが大変たくさん出演をいただき、篠山市民の文化力の高さを改めて強く感じ、誇りに思ったところです。  また、先日は桶ット卓球全国大会が開催され、大きな反響がありましたし、いのしし祭も盛大に開催され、ことしは真冬でも多くの観光客が篠山にお越しをいただいております。来る3月4日には、篠山ABCマラソンが開催されますが、募集開始から2週間で定員1万人を超え、現在1万768人の参加申し込みを受けているところです。市民の皆さんとともに、ことしもまた大会を盛り上げていきたいと考えています。  報告の3点目は、寄附の受け入れについてです。  先ほど事務局から読み上げていただきましたが、人形劇「クラルテ」11ぴきのねことあほうどり公演1件135万4,755円相当額、現金7件1,365万3,742円で、合計1,500万8,497円となっています。いずれも寄附の目的を示され、その志をもっての申し入れでありますので、これを採納させていただきました。  人形劇の1件については、市内幼稚園児及び小学校児童の芸術向上のために、御寄附をいただきました。現金につきましては、東日本大震災支援が2件、丹波篠山ふるさと基金が5件であり、市内在住3人の方と市外2人の方からいただいています。東日本大震災支援、またふるさと篠山のためにと、御寄附をいただきました方々の思いをしっかりと受けとめ、その御厚志にこたえるべく、適切な活用に努めていきます。  さて、本議会は、議員の皆様にとりましては、任期の区切りとなる議会となり、意義深いところがあると思います。任期中におきましては、議員の皆様におかれましては、篠山再生の取り組みを進められ、また魅力のある、また活力のある篠山市づくりにいろいろ御提言いただき、また議会みずから多くの改革をなし遂げられ、議会基本条例の制定を初めとする開かれた篠山市議会に向け、大きく前進をされております。本議会におきましては、この一つのまとめとして、本議会におきましても、議員の皆様のさらなる御活躍と御精励をよろしくお願い申し上げまして、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(河南克典君)  これで、行政報告は終わりました。 ◎日程第5  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(河南克典君)  日程第5.常任委員会所管事務調査報告を行います。  閉会中に政策総務常任委員会で調査された所管事務調査について、報告を求めます。  大上政策総務常任委員長。 ○政策総務常任委員長(大上磯松君)(登壇)  皆さん、おはようございます。12番、大上でございます。  ただいまより政策総務常任委員会の委員長報告、所管事務調査について述べさせていただきます。  本年2月1日、当委員会におきましてハートピア北条団地の宅地分譲を議題として、所管事務調査を行いました。ハートピア北条団地については、周知のとおり、平成23年6月定例会において、当局より「篠山市ふるさと定住宅地の貸付け等に関する条例」として、貸付制度の提案がなされ、審議の結果、継続審査とし、その後、12月定例会において、市長より条例撤回の申し出があり、許可したところでございます。  これにより、本事案は当委員会への付託案件としては消滅しましたが、ハートピア北条団地については、当該団地住民との話し合いの結果、新たな宅地分譲制度と若者定住支援策により活用を図るとの方針が示されており、当委員会としても、今後の定住促進のために、ハートピア北条団地のその後の展開について調査する必要があると考え、所管事務調査を行ったところでございます。  委員会では、担当課である企画課より説明を受け、質疑の後、担当課に対して意見や提案を行いました。以下、委員会で出た意見、提案のうち、主な事項について御報告申し上げます。  まず、委員から、募集要項案によると個人を対象としているが、住宅メーカーや不動産業者が一括購入したいとの申し入れがあった場合の対応については想定しているかとの意見が出され、当局からは、これまでの住宅分譲手法で考えており、想定していなかった。今後、住宅メーカーや不動産業者からの申し入れがあった場合の対応について精査したいと考えるとの回答がありました。  また、委員から、斜面及び公園、緑地部分の管理について、地元に委託料を支払って管理してもらうとのことであるが、住吉台等では委託料はなく、他の地域とのバランスを考える必要があるのではないか。他の地域から同等の取り扱いを求められる可能性があると危惧するとの意見が出され、当局からは、平成24年度においては未分譲地が多いため市が管理するが、平成25年度以降については、分譲状況により公の部分に係る管理について改めて協議することとしているとの回答がありました。さらに委員より、今回の価格設定は地盤改良の必要を前提とした価格設定になっていない。販売時に地質調査の結果等を示す必要があると考えるとの意見が出され、当局からは、今回の価格設定は不動産鑑定に基づいており、募集要項案の「その他御了解事項5」の「宅地盤の状況について」において、地質調査結果を提供し、地盤改良等は購入者で行うよう明示して販売したいと考えるとの回答がありました。  最後に、委員より、市場調査を行って、一定期間で売却の目途はあるのか。入居者は細工所自治会に加入することになっているため、細工所自治会に働きかけて、自治会として独立した活動ができるよう育ててもらえばどうかと考える。また完売しなかった場合の売り方について考えているかとの意見が出され、当局からは、市場調査は行っていない。やっとスタートラインに立ったという思いである。気候がよくなったころに環境整備を行い、畑等がついているとの付加価値を目玉に売り出していきたいと考える。細工所自治会からはハートピア北条団地について今後とも協力していくとの話を聞いている。また、現居住者からも募集要項に自治会に関することを規定してほしいとの意見を聞いており、具体的な規約については自分たちで考えていきたいとのことである。できる限りのPRをして販売したいと考えるが、平成24年度中に完売できるかどうかはわからないが努力する。また住宅メーカーや宅建業者等との連携も考えていきたいとの回答がありました。  以上、当局におかれましては、各委員より出されました意見等を十分考慮され、今後の政策に生かしていただくよう要望し、調査の報告とさせていただきます。 ○議長(河南克典君)  これで、政策総務常任委員会所管事務調査報告を終わります。 ◎日程第6  特別委員会調査報告 ○議長(河南克典君)  日程第6.特別委員会調査報告を行います。  議会広報編集特別委員会の報告を求めます。  木戸議会広報編集特別委員長。 ○議会広報編集特別委員長(木戸貞一君)(登壇)  おはようございます。議会広報編集特別委員会委員長の木戸です。  それでは、議会広報編集特別委員会の本年度の活動について御報告いたします。  本委員会では、昨年4月以降これまで20回の委員会を開催いたしました。委員会の取り組みとしては、まず編集方針につきましては、これまで同様、「身近な問題を包み隠さず、わかりやすく、素早く、親切に」を継続し取り組みました。特に、今期の新しい取り組みとしては、議案に関する賛否の公開です。委員会では、各議員がそれぞれの議案に対して、どのような判断を下したかについては、市民の関心が高いという意見があり、以後、視察等を行い、議論を重ねてまいりました。そして、各議員の賛同を得て、昨年の12月議会より賛否の公開を開始いたしました。  なお、公開については、市民に議論の内容が伝わるように議案に対する反対論、賛成論も抜粋して掲載することにいたしました。  次に、広告掲載の取り組みでは、昨年度に引き続き、いわやとプリテック2社にお世話になりました。  続いて、発行については、4回の定例会後の発行に加えて、昨年は9月に開催されました議会報告会のお知らせとして、臨時号を発行いたしました。  次に、視察研修の取り組みとして、熊本県御船町、春日町及び八女市を訪問いたしました。研修の内容は、議案賛否の公開に加えて、毎月発行、改選直前の発行です。  まず、議案賛否の公開については、視察後、委員会にて意見をまとめ、議会に諮った結果、先ほども説明しましたとおり、公開に踏み切ることができました。次に、改選直前の3月定例会に関する発行については、本市ではこれまで発行しておりませんでしたが、委員会では発行に前向きな意見があり、発行の方向で検討しているところです。最後に、毎月発行につきましては、発行までのスケジュールや調整事項などについて研修した後、意見交換を行いました。その結果、毎月発行に向けては、課題も多く、引き続き検討することといたしました。  以上、今年度の本委員会の活動報告とさせていただきます。  いよいよ今期の任期も最後となりましたが、議員の皆様におかれましては、広報編集委員会の活動に対し、これまで大変深い御理解と御協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。私たちの取り組みが、来期以降も引き継がれ、よりよい広報が発行されますことを心より願い、この場での報告を終わらせていただきます。  以上です。 ○議長(河南克典君)  これで、特別委員会調査報告を終わります。 ◎日程第7  承認第1号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(河南克典君)  日程第7.承認第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  長谷川まちづくり部長。 ○まちづくり部長(長谷川正君)(登壇)  ただいま御上程賜りました承認第1号 専決処分の承認を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。  専決第1号 篠山市景観条例の一部を改正する条例につきまして、議案書2ページ、3ページ、4ページ、新旧対照表1ページ及び説明資料をあわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  このたび専決させていただきました篠山市景観条例の一部を改正する条例につきましては、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が制定され、同法第158条の規定により、景観法の一部が改正されたことによる条例改正でございます。  篠山市景観条例の中におきましては、景観法を引用した条文がございます。景観法の改正により引用条文にずれが生じたことから、篠山市景観条例の一部を改正し、当該条文のずれを修正するものでございます。  まず景観法改正の内容につきましては、その一部におきまして、説明資料裏面のとおり、同法第8条第2項第2号で規定されておりました「景観計画区域における良好な景観の形成に関する方針」が削除され、以下の号が1号ずつ繰り上がり、改正前の第2号に規定されておりました規定が同条第3項として、改めて新設されました。
     この景観法の改正により、篠山市景観条例において引用しております条文のずれを修正する必要が生じたため、新旧対照表のとおり、同条例第9条におきまして引用しておりました、「法第8条第2項第2号」を「法第8条第3項」に、「法第8条第2項第3号」を「法第8条第2項第2号」に改めたものでございます。  以上、篠山市景観条例の一部を改正する条例につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙専決処分書のとおり処分いたしましたので、同条第3項の規定により、御報告申し上げますとともに、議会の御承認を求めるものでございます。  以上、承認第1号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  討論なしと認めます。  これから承認第1号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(河南克典君)  起立全員です。  したがって、承認第1号は承認することに決定しました。 ◎日程第8  承認第2号 専決処分の承認を求めることについて ○議長(河南克典君)  日程第8.承認第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  小山教育部長。 ○教育部長(小山辰彦君)(登壇)  ただいま御上程賜りました承認第2号 専決処分を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  議案書5ページ、新旧対照表2ページ、説明資料とあわせて御参照いただきますようよろしくお願い申し上げます。  昭和36年に制定されました「スポーツ振興法」が「スポーツ基本法」に改正され、「体育指導員」の名称が「スポーツ推進員」に変更されました。これに伴い、篠山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する必要が生じてきました。  改正の内容につきましては、条例別表中(第2号関係)「体育指導員」を「スポーツ推進員」に改めたものであります。  つきましては、早急に対応いたしたく、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙専決処分書のとおり処分いたしましたので、同条第3項の規定により御報告するとともに、議会の承認を求めるものでございます。  以上、まことに簡単でございますけれども、承認第2号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  討論なしと認めます。  これから承認第2号を採決します。  本件は、承認することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(河南克典君)  起立全員です。  したがって、承認第2号は承認することに決定しました。 ◎日程第9  議案第1号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第9.議案第1号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第1号 篠山市自治基本条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書8ページから9ページを、条例改正新旧対照表3ページから4ページをごらんいただきまして、説明につきましては、別途配付しております議案第1号説明資料により御説明を申し上げます。  まず初めに、本条例の提案に至りますまでの経過を申し上げます。平成18年10月の「篠山市自治基本条例」施行以降、行政においては、篠山市パブリックコメント手続条例を初めとする関連3条例などにより、情報公開の推進や市民参画を基本とするまちづくりを進めてきました。また、市内19地区におけるまちづくり協議会の設立や築城400年祭を契機に市民団体の活動が盛んになるなど、市民が主体的にまちづくりに参加する動きが広まっております。市議会におかれましても平成20年6月に「議会のあり方研究会」を設置され、会議の原則公開や一般質問への一問一答方式の導入、休日議会の開催等、市民に身近な議会として積極的に取り組まれ、昨年の12月には「議会基本条例」を制定されました。  そうした中、篠山市自治基本条例第25条では、本条例が一定期間経過後もその時代の情勢に合っているのか、篠山市にふさわしいものであり続けているのかを検討すること、また検討及び見直しに当たっても市民の意見を反映しなければならないことが定められており、平成23年1月から「篠山市自治基本条例検証委員会」20名の皆さんにおいて、9回の委員会と3回の分科会、市民フォーラムの開催や市民の意見募集等で自治基本条例の検証作業を行っていただき、その結果を昨年の11月11日に答申をいただきました。  検証委員会の答申においては、平成18年の自治基本条例の制定以降の社会情勢等の変化を踏まえ、新たに条文として規定するものとして、「危機管理」と「法令遵守及び公益通報」の2項目が示されたところです。その後、本答申を尊重し、庁内調整会議等で精査調整して一部字句等の整理、修正や削除はいたしましたものの、ほぼ答申に即した条例案としてまとめ、本日、議会に御提案を申し上げる運びとなりました。  それでは、条例の内容につきまして御説明を申し上げます。  今回の改正の内容でございますが、新たに「危機管理」と「法令遵守及び公益通報」の二つの条文を追加するものでございます。  まず、改正案第5条「危機管理」につきまして御説明をさせていただきます。  昨年、国内では3月11日に発生した東日本大震災、9月の紀伊半島周辺を中心に各地で甚大な被害が発生した台風12号の記録的な豪雨など、これまでの想定を超えた災害が発生し、従来の防災対策だけでなく、危機管理に対する対応をさらに強めるとともに、広域的な災害発生に際しては、関係機関や他の自治体との協力や連携が必要となります。また、不測の事態に対応するためには、市民の方もみずから災害に備えていただくとともに、災害発生直後の人命救助などが特に重要で、行政を中心とした組織的な対応が確立されるまでの初期段階においては、地域住民の方々による主体的な活動が重要になります。  しかしながら、現行の自治基本条例には、これらの危機管理に関する規定がないことから、自治を進めるに当たっての基本的な考え方を示す「第2章 基本原則」に、改めて「危機管理」の考え方を定めるものでございます。  次に、改正案第14条「法令遵守及び公益通報」につきまして御説明を申し上げます。  法令遵守は、コンプライアンスと訳されますが、単に法令を守ることにとどまらず、組織倫理や社会規範などにのっとって、組織を健全に運営していくことと言われております。このことは、地方自治を進める上でも基本的な理念であり、地方公務員の法令遵守につきましては、地方公務員法第32条にも規定をされております。  また近年、日本社会においては、事業者の内部からの通報により不祥事が明らかになる事案が発生したことなどから、特に、公益のための通報者を保護し、事業者の法令遵守を強化するため、平成18年4月1日に「公益通報者保護法」が施行されました。篠山市におきましても、平成22年4月に発覚した元職員による収賄事件を受けて、平成22年12月に、公正な職務の執行、市政の透明化の推進、公務の適正な運営を図るため、篠山市公正な職務の執行の確保等に関する条例を制定しております。  そうした中、法令遵守や行政の倫理性を確保していくことは、地方自治に携わるものすべてが果たすべき普遍の原理であると言えますが、「公益通報の考え方と法令遵守の強化」については、平成18年以降に法整備されたこともございまして、現行の自治基本条例には規定がないことから、篠山市の自治の基本的な役割を規定する本条例の「第3章 権利及び責務」に改めて規定させていただくものです。  また、附則により施行期日は平成24年4月1日とするとともに、篠山市自治基本条例の一部を改正するのに伴いまして、篠山市自治基本条例の規定を引用しております篠山市附属機関等の会議及び会議録の公開に関する条例、篠山市附属機関等の委員の公募に関する条例、篠山市まちづくり条例の整理を行わせていただくものでございます。  以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、政策総務常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  19番、吉田浩明君。 ○19番(吉田浩明君)  19番、吉田でございます。  私、政策総務常任委員会の者でございますので、余り詳細なことはと思うんですけれども、各部署に連携があるというようなことでどうかというようなことを含めて、若干御質問したいと思うんですが、一つは、この基本原則の中に危機管理を入れると、こういうことにつきましては、基本原則というのはあくまでまちづくりの方法とか手段をここで言っているわけでありまして、このような危機管理という一つの重大な課題、そういうものをここでうたうということが果たして法制上よかったのかというようなことを1点お願いします。  それからもう一つは、危機管理という防災対策ということになるんですけが、9月にもちょっと質問させてもらいました地域防災計画との絡みがあると思うんです。条例化をするということは非常にいいことだと私もそのときも言うたんですが、やはりこれはまず地域防災計画だけではなしに、それを基本づける条例を地域防災条例となるのですか、そういう市の防災条例というのをやっぱりしっかりつくるということが大事じゃないかと、そのときも訴えをしたんですけれども、検討するということでございました。  その辺の関連をどういうふうに、ここだけでぽんと浮いたように危機管理と、非常に大事な問題ですが、ここで出すのやったら、自治基本条例でうたわれるのでしたら、この基本原則ではなしに、いろんなまちづくりの重要課題があると思うんですが、そういうものを一つ章立てをして、そしてそこで位置づけるべきではないかと、こういうことも一つ考えるんですが、その辺の考えについて、お伺いしたいと思います。 ○議長(河南克典君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  まず新しい章立てをつくるべきではないかという御質問でございます。現在、本条例につきましては、第5章からなっております。一つは総則、ここでは目的・定義ということをうたっております。そして第2章では基本原則、第3章では権利及び責務、第4章ではまちづくりの目標と推進、そして第5章では条例改正と位置づけという、5章で今、成り立っています。  今回の危機管理につきましては、やはり基本原則のところに入れるのがいいかということで、庁内等の調整も含めましてさせていただきました。と申しますのは、この基本原則の中の第4条の中で市政運営の基本等がございます。またこの中では参画と協働のまちづくりということで、市民と一緒のまちづくりをやっていこうというようなこともございますので、やはりこの危機管理というのは市も含め、また市民の方も含め全般にわたることだということで、まちづくりの具体的条件の中の基本原則に入れさせていただいたということに、今回させていただいております。  次に、地域防災計画よりより踏み込んだ条例をつくるべきではないかなという御提言でございます。これにつきましては、本自治基本条例の中で危機管理ということをうたわせていただきましたので、今後、総務部を中心とするところでまた条例制定につきましても、検討と条例制定をするか、しないかも含め、総務部のほうで検討をいただきたいというふうな考えを持っております。  以上でございます。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第1号は、政策総務常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第1号は、政策総務常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第10  議案第2号 篠山市税条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第10.議案第2号 篠山市税条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村総務部長。
    ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第2号 篠山市税条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  提案に当たり、参考資料といたしまして、篠山市税条例の一部を改正する条例説明資料をあわせて御参照いただきますようにお願いいたします。  今回の税条例の一部改正は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税に関する暫定措置法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令、並びに東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源確保に係る地方税の臨時特例に関する法律が平成23年12月2日にそれぞれ公布され、原則として公布の日から施行されると定められたこと、及び地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成23年12月14日に公布され、原則として公布の日から施行されると定められたことによりまして、改正するものでございます。  平成23年度税制改正を修正し存置した法律では、厳しい経済状況にある中で支え合う社会の実現に必要な財源を確保し、経済社会の構造変化に対応した税制の構築を図る観点から、個人住民税の控除の見直し、納税環境の整備等の改正が行われました。  市税に係る改正の主なものとしては、退職所得に係る個人住民税の税額控除の廃止や、法人税改正に伴う県市法人住民税増減収を調整するため、県たばこ税から市たばこ税への一部移譲や、被災者等の負担の軽減措置の拡充や、東日本大震災復興財源確保のため個人市民税の均等割額の特例措置が講じられたことによる改正でございます。  最初に、退職所得に係る個人住民税における10%税額控除する特例措置の廃止に向けた所要の改正ですが、改正する該当条項は、附則第9条で説明資料にお示ししているとおりです。改正の趣旨は、昭和42年の退職所得に係る住民税の現年課税化の際に、課税が1年前倒しされたことを理由に、当時の金利水準を踏まえて「当分の間」の措置として導入されたものですが、約40年以上も経過し、過去10年間の定期預金金利はほぼゼロ金利であることから平成25年1月1日以後に支払われるべき退職所得について適用する所要の措置が講じられることとなりました。  次に、県たばこ税から市たばこ税への一部移譲に向けた所要の改正ですが、改正する該当条項は、第95条ほか説明資料にお示ししているとおりです。改正の趣旨は、法人実効税率の引き下げと課税ベースの拡大に伴う県と市の増減収を調整するため、県たばこ税の一部を市たばこ税に移譲しようとするものです。具体的には、国内企業の国際競争力の向上を図り国内の投資拡大や雇用創出を促進するため、法人実効税率を5%引き下げる一方で、課税ベースの拡大により、県の法人事業税は増収となり、県と市の増減収を調整するため、県たばこ税の旧3級品以外の製造たばこは1,000本につき644円、旧3級品の製造たばこは1,000本につき305円を市たばこ税に移譲することとし、平成25年4月1日以後に行われる売り渡し等に係る製造たばこについて適用するなどの所要の措置が講じられることとなりました。  次に、個人市民税の税率の特例ですが、改正する該当条項は、附則第24条で説明資料にお示ししているとおりです。改正の趣旨は、東日本大震災からの復興を図ることを目的として財源確保のため、個人市民税の均等割額の標準税率の引き上げを行おうとするものです。具体的には、個人市民税の均等割額を年額500円引き上げ、年額3,500円とすることとし、平成26年度から平成35年度までの10年間について適用するなどの所要の措置が講じられることとなりました。  次に、東日本大震災における被災者等の負担の軽減措置の拡充を図るための所要の改正ですが、改正する該当条項は、附則第22条に説明資料にお示ししているとおりです。具体的には、雑損控除等に係る災害関連支出の対象期間の延長の特例でありますが、やむを得ない事情により災害がやんだ日の翌日から1年を超え、3年以内に支出されるものを追加するなど所要の措置が講じられることとなりました。以上が、本条例の改正点です。  なお、この条例の施行期日については、附則第1条のただし書きで別に定めるものを除き、公布の日から施行いたします。  以上、議案第2号に係る説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、政策総務常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第2号は、政策総務常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第2号は、政策総務常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第11  議案第3号 篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正す               る条例 ○議長(河南克典君)  日程第11.議案第3号 篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)(登壇)  ただいま上程いただきました議案第3号 篠山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書12ページ、条例改正新旧対照表の8ページ及び議案第3号説明資料をごらんください。  今回の条例改正は「資源ごみ拠点回収実施に伴う手数料」と「資源ごみの抜き取り行為禁止」に関する二つの条項についてです。  まず「資源ごみ拠点回収実施に伴う手数料条項」についてです。廃棄物処理事業につきましては、従来のごみの「適正な処理」という概念からごみの減量と再資源化による「循環型社会形成」という理念に移っております。本市では、資源化できるごみの分別向上と可燃ごみの減量を目的として、平成22年12月から毎月1回、市内7カ所で「資源ごみ拠点回収」を試験的に実施してきました。おかげさまで、多くの市民の皆さんに資源ごみの分別に御協力いただき、1年間で60トン近い回収実績となっています。  したがって、今後ともこの事業を継続していきたいと考えていますが、条例第8条では、市の廃棄物処理について手数料が定められていることから、同条に第3項を追加し、拠点回収には手数料を徴しないと規定することによって、「資源ごみ拠点回収」の「無料実施」を条例上で明確にするものです。  次に、市内約800カ所の「ごみステーション」において計画収集していますカン、瓶等を初めとする「資源ごみ」につきましては、収集前のいわゆる「抜き取り行為」を防止するため、条例第18条第1項で、委託業者以外の「自己の利益」を目的とする収集・運搬の禁止を規定しているところですが、悪質な事案を警察が立件しようとする際、この「自己の利益のために」の立証が極めて困難であると、そのことから検察庁とも協議の上、この部分を削除し、文言を整理するものです。  ただし、この部分を削除することにより、従来から地域内での了解行為として行われている自治会役員さん等の回収までを禁止行為とするものではなく、所定の「収集日」に、「市の指定袋」に入れ、決められた「ごみステーション」に出された廃棄物の違法な抜き取り行為を行為として禁止することを明確にし、市の禁止命令に違反するなどの悪質なケースに的確に対応できるようにするものです。  なお、この改正条例の施行日については公布の日としていますが、罰則に係る第18条第1項の禁止規定については、市民、事業者等への周知期間を確保するため、平成24年7月1日といたします。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  12番、大上磯松君。 ○12番(大上磯松君)  12番、大上です。  この資源ごみ拠点の回収という件、昨今民間で無料ボックスというのですか、ごみのボックスが置かれたりしているのが目につくわけなんですけれども、市民としては、新聞紙であったり、古紙なんかをためておいて、また教育委員会というのか学校関係で廃品回収等があるもので、それに備えて集めたりしているわけなんですけれども、市民として、どこへ出していったら一番篠山市のためになるというのか、近くだったらもう民間のボックスがあったらそこへ新聞紙なんかほうり込んでいけば、なくなっていくわけなので、市民にとって便利かもわからない。  でも、今言いましたように、こうやって支所の前でもこういうことをされていることも市民にとってはいいかなと思うんですけれども、その辺の民間の業者とか、また教育委員会の廃品回収をやっておられるところとか、その辺との情報収集というのですか、何かその辺で協議されていく必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺についてちょっとお願いしたいんですけれども。 ○議長(河南克典君)  堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)  いろんな方法により資源ごみ化ということになっております。現状はそうなんですけれども、私どもはいろいろなポケットがあればいいんじゃないかなと考えております。PTA、あるいは自治会による廃品回収につきましては、これは業者に有償で販売されることによって、それぞれPTA、自治会の活動の資金の一助にもなっております。ですから、私どもは今回これを試験的に実施する際に、このことが一つは大きな課題となっておりました。ただ、1年間やってみまして、PTA、自治会の廃品回収の実績が実施前に比べて減少しているという事実は確認できませんでしたので、私どもの事業とは競合しないというふうに判断しております。  したがいまして、市民の皆さんもPTA、自治会の回収が年に1回、2回、あるいは3回ぐらいですので、新聞紙など大量に広告とか、たまりますので、月に1回ぐらいは出す場所がないという皆さんからの意見も寄せられておりましたので、私どもは競合しない範囲で市民の利便と、それから資源化への私どもの目的達成、あるいは可燃ごみの減少というふうなことで、私どもの廃掃条例に定めます資源化、分別化の目的に沿った事業になっていると認識しております。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。  1番、森本富夫君。 ○1番(森本富夫君)  1番、森本です。  拠点回収、本当に住民の皆さん方から好評を得ておりまして、実は私も利用させてもらっている1人でございますけれども、少しシステムを説明いただきたいなと思います。職員が1人おつきいただいておって、あと回収をして帰られるという状況ですけれども、その後の流れについて、少し説明をお願いしたいと思います。 ○議長(河南克典君)  堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)  現在、朝の7時半から7カ所で拠点回収をやっております。市民の皆さんから寄せられた新聞、古紙、段ボール、瓶、あるいは廃食油、それらにつきましては、私ども市民生活部の職員が分担いたしまして、各7カ所で集められました資源化物につきまして、それを清掃センターのほうに搬入いたしまして、清掃センターで資源化の作業をするというふうなシステムにしております。  以上です。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。  18番、渡辺拓道君。 ○18番(渡辺拓道君)  18番、渡辺です。  先ほど大上議員のほうから出た質疑に当局側のほう十分な回答がなかったかというふうに思うので、再度質問をさせていただきたいんですけれども、大上議員のほうからありましたように、最近非常に民間の資源ごみ収集の拠点がふえてきております。  それで、今回の提案自身には直接はかかわらないんですけれども、設置の実情をいろいろと拝見しますと、その設置ボックスというのが非常に住居であったりとか、あるいは営業所であったりとか、隣接した形で設置をされている部分のところもかなり見受けられます。だれでも投入できるという非常に便利なシステムになっておるようなんですけれども、防災上とかいろんな形で非常に危ない部分もあるのではないかといったような部分を考えるところでして、そのあたりの設置等について、何らか届け出等が必要ではないかというふうなことも考えるわけなんですけれども、この資源ごみの収集について、この条例改正を検討されるに当たって、そのあたりのことについては、御協議はなされなかったでしょうか、そのあたりちょっと質問させていただきます。 ○議長(河南克典君)  堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)  現在、回収ボックス、あるいはそのチラシに入っております業者による特定の場所におけるテレビとか、粗大ごみも含めました無料の回収につきましては、私ども実態はある程度つかんでおりますが、届け出制とか、どのように環境課として対応を考えるかということにつきましては、まだちょっと協議までは至っていない段階でございます。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第3号は、生活経済常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第3号は、生活経済常任委員会に付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩といたします。再開は、10時50分といたします。               午前10時37分  休憩               午前10時50分  再開 ◎日程第12  議案第4号 篠山市清掃センター条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第12.議案第4号 篠山市清掃センター条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)(登壇)  ただいま上程いただきました議案第4号 篠山市清掃センター条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。  お手元の議案書13ページから14ページ、条例改正新旧対照表の9ページから11ページ及び議案第4号説明資料をごらんください。  今回の条例改正は、技術管理者と公害調査委員会の設置について、それぞれ条項を追加するものです。  まず、1点目の技術管理者につきましては、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第21条で、廃棄物処理施設について技術管理者の設置義務を定め、同条第3項では、その技術管理者の資格要件について規定していますが、昨年8月、地域主権の拡大を目的に制定された「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」、いわゆる「第2次一括法」により、廃棄物処理施設に置かれる技術管理者の資格要件については当該市町村の条例で定めるとの内容が追加されたため、技術管理者の設置と業務内容及び資格要件について本条例第6条として規定するものです。第3項の環境省令で定める資格要件につきましては説明資料の裏面に記載していますので、ごらんください。  次に、公害調査委員会についてですが、これまで「ごみ処理施設」と「し尿処理施設」の両委員会が「篠山市公害調査委員会設置条例」の中で定められていました。しかし、それぞれの目的を持って設置され、業務内容も異なる二つの施設に関する調査委員会は、それぞれの設管条例の中で規定することが望ましいことから、本条例の第7条に「篠山市清掃センター公害調査委員会」として、組織や審議事項など所要の事項を規定することといたしました。  なお、現行の「篠山市公害調査委員会設置条例」につきましては、この後の議案第10号 篠山市あさぎり苑条例の一部を改正する条例の中で廃止の提案をさせていただきます。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第4号は、生活経済常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第4号は、生活経済常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第13  議案第5号 篠山パブリックコメント手続条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第13.議案第5号 篠山パブリックコメント手続条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)(登壇) ただいま上程いただきました議案第5号 篠山市パブリックコメント手続条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を説明いたします。  お手元の議案書15ページ、条例改正新旧対照表の12ページ及び議案第5号説明資料をごらんください。  まず、条例の一部改正の理由について御説明申し上げます。昨年5月、地方自治法の一部が改正され、8月1日に施行されました。これは地方公共団体の行う事務処理の自由度の拡大を図るための改正で、従来、地方自治法第2条4項で規定されていた「市町村の基本構想に関する規定」が削除され、基本構想についての策定義務がなくなりました。そのため、今回、「篠山市パブリックコメント手続条例」の関連条項を改正するものです。  改正の内容につきましては、新旧対照表のとおり、引用条項である「地方自治法第2条第4項に規定する」という箇所を削除し、単に「基本構想等市の基本的施策を定める計画」と改正いたします。  以上、提案理由の説明といたします。  御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  討論なしと認めます。  これから議案第5号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(河南克典君)  起立全員です。  したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第14  議案第6号 学校法人兵庫医科大学篠山病院施設整備費等補助金交付に               関する条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第14.議案第6号 学校法人兵庫医科大学篠山病院施設整備費等補助金交付に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)(登壇) それでは、ただいま御上程賜りました議案第6号 学校法人兵庫医科大学篠山病院施設整備費等補助金交付に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を説明を申し上げます。  今回の条例改正につきましては、平成22年6月に「学校法人兵庫医科大学篠山病院」が「学校法人兵庫医科大学ささやま医療センター」と名称を変更してオープンされたことに基づき、条例の一部を改正するものでございます。  本条例につきましては、学校法人兵庫医科大学篠山病院に対して、施設整備費等補助金を交付する条例を平成20年10月1日に規定いたしました。今回の条例について、「学校法人兵庫医科大学ささやま医療センター」と名称を変更してオープンされたことに伴いまして、本条例の題名を「学校法人兵庫医科大学篠山病院施設整備費等補助金交付に関する条例」を「学校法人兵庫医科大学ささやま医療センター施設整備費等補助金交付に関する条例」に改正し、条文中の名称「篠山病院」を「ささやま医療センター」に改正するものでございます。  以上、議案第6号の提案説明とさせていただきます。  よろしく御審議賜りまして、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  4番、植野良治君。 ○4番(植野良治君)  4番、植野です。  名前が変わりましたささやま医療センター、この施設整備の補助金につきましては、新しく建築された多額の援助を篠山市が行ってきて、地域医療を守るという大きな観点から、頑張っていただいておるところなんですが、当時の新しい施設を整備する段階で、土地も篠山市の土地の上に建てたというような中で、古い前の病院の施設、土地も含めて交換するという、こういう形の約束がなされた中で、現在まで至っておるんですが、いわゆる古い建物の底地、あるいは建物、いろんな利用の仕方があるということで、病院とも話がなされておるという状況の中で、市民にとってはどの程度具体的に進んでおるのか、どういう話になっておるのかということが、私たちにおいても見えにくいというか、全く見えないというこういう状況であるので、現状、どのような状況で進んでおるのか、あるいはどのような状況にしようとされておるのか、そこらについて、その経過をお尋ねしたいと思います。 ○議長(河南克典君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  ただいまの植野議員の御質問にお答えしたいと思います。  この医療センターの土地の問題につきましては、議員御指摘のとおり、将来的には交換するというふうなことになってございまして、それにつきましては、今、本年度からそれについての検討委員会というのを内部に立ち上げまして、私が一応座長をさせていただきまして、関係部署が寄りまして、今後どうあるべきかというふうなことについて今、検討を始めております。  ついては、その医療センターのほうからも情報をいただきながら、できるだけお互いいろんな話を進めた中で、今後どうあるべきかというふうなことを決めていきたいということで、今ちょうど内部で検討を始めたところでございまして、その方針が固まりましたら、また議会のほうとも御相談をさせていただきながら、方針を決定していきたいということでございますが、現時点では内部でその検討を始めたところというところでございます。  以上でございます。 ○議長(河南克典君)  4番、植野良治君。 ○4番(植野良治君)  これから具体的な検討という現状のようでございますが、貴重な篠山市の財産です。どのような活用をするか、あるいはいろんな面でその財源を求めることも一つの手法ではないかと、売却するなり、いろんな利用の仕方で多額の支出を出しておる、それの絡む土地や建物でございますので、あのまま置いておくとまた修理代やというようなことにも多額の財政支出が伴ってくるんやないかと思いますので、そこらについては、逐次市民の目にわかるような方法で一日も早い解決を図っていただいて、有効活用を図っていただきたいという意見を申し上げて終わります。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。  2番、西田直勝君。 ○2番(西田直勝君)  2番、西田です。  兵庫医大の問題については、いろんな議論が今日まであるわけだし、市民としては、非常にこれは注目しているわけだけれども、この経営とか、あるいはいろんな問題についても直接や市民との関係になるわけですから、そういう意味では、きのうですか、何か新聞を見る程度しか私は情報がないので、どういうつなぎ方を我々にするのかということも一つ質問にしたいと思うんですけれども、問題は、これだけの莫大の投資をしてきて、そして、市長も医療としての環境というのは、すべてということはないけれども、完備をされるために最大の努力をしてきたと。まさにこれは篠山市がとっていた医療政策のやっぱり大きなものであると、こういうこともおっしゃっているわけですから、そうしますと、今回のような新聞でしか見てませんので、経過、経緯がどういうふうになっているかわからないんですけれども、やはり看護師が集まらないというのか、そのようなことによって、ベッド数を縮小するというような話が出てきていると。  私はやっぱりこういうふうになったときに、経営審査会の中でどんな議論をされているのかということが一つ、どういうふうにまた市民にそういうことについてつなげてきているのかということ。そんなことは全く私たちは知らないままにどんどんと、一方ではこれだけの莫大の投資をしたけれども、あかんもんはあきません。もうできませんというような話になってきているということ、これは一体何だったのだと。基本的な理念も含めて、取り組んできた経緯、経過を考えてきたときに、確かに現状の中ではそういうことがあるかもわからないけれども、これはきちっと市民にどうつながりをしているのか、どういうふうに市民にそれを情報として公開するのかというようなことを含めてやっぱりやっていかないと、僕はやっぱり問題だと思うんですね。  これはきょうの中でどうなるのかわかりませんけれども、当然その所管の中で議論される課題だと思うんだけれども、こんなことが、いわゆる先行でやらせているとなれば、不安しかないわけ、我々にとったら。そんなことについて、どういう経過を含めてこの話がなったのか、ちょっと説明してください。 ○議長(河南克典君)  西田議員に申し上げます。この件に関しては、全員協議会で一応説明を受ける段取りになっております。よって、現在はこの名称変更のことが上程されておりますので、これについて全協のほうでまた御意見賜りたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今の河南議長がお話しいただきましたように、先日、日曜日の朝日新聞の記事の件については、何か見方によってはこのささやま医療センターの、西田議員が受け取られたのがそういう不安な思いを抱かれるような記事になっておるのではないかということで、私も看護師さんがやめられるというのは事実ではありますが、その受け取り方が、多くの方が不安を抱かれるというような受け取り方になっておるということについては、大変遺憾な思いをいたしておりまして、せっかく市挙げて、市民挙げてこの医療を盛り上げていくというものに、何か少し違う観点からの記事ではなかったかというようなことで、そういう新聞というものの大切さを考えたときに、遺憾な思いをしておりますので、これはしかし、病院が発表することですので、あえて発表というか、してなかったんですけれども、きょうの全員協議会でどういうことか報告させていただきますが、今簡潔にどういう状況かは報告させていただきます。  まず、副市長からささやま医療センターの今の経営状況について、それから前田部長のほうから看護師さんの退職と今後について簡潔に報告させていただきます。 ○議長(河南克典君)  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)  まず経営審査会の状況でございますが、先週23年度の決算見込みということで兵庫医大からもお越しをいただいて、その状況を確認させていただきました。まだ途中、決算見込みでございますけれども、22年度に比較いたしまして、入院患者の数とかがかなりふえておるというふうなことの中で、収支がかなり改善しておるということで、ざっと言いますと2億円以上、今回収支は改善しておるというふうな内容を確認させていただいております。  あと今後につきまして、そういったことでその時点でもそういう看護師の問題等のお話も出まして、今後は早期にそういった部分もまた改善するように努めてというふうなことも確認をさせていただいて、経営審査会としてはその収支の状況は確認はさせていただいております。あとは前田部長のほうから残りの説明をさせていただきます。 ○議長(河南克典君)  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君) それでは看護師問題に関しまして、一部病棟閉鎖に至った経過につきまして、若干説明をさせていただきます。  私がこの情報といいますか、御相談というのを受けたのは、12月28日、年末の最終の日でございまして、病院のほうから看護師が、その当時は15名ほどやめるという話を聞かせていただいていました。なかなか本院のほうからの応援も含めて、新規採用もなかなか難しい状況であるので、引き続き努力はしますが、こういう状態になっておりますという御報告をいただきまして、私、その情報につきましても、市長と共有しながら1月4日、5日の日には新家理事長に新年のあいさつもございましたので、そこで要望等も申し上げて、できるだけ努力をしていただきたいということで、1月、それぞれの学校法人で対応いただくようお願いをしてきました。  実際のところ2月8日ですが、再度病院のほうから病院長と、そして佐々木部長と、本院のほうからは森田理事3名の方がお越しになりまして、この病棟の26の病床を一時的に閉めたいということでございますので、これにつきましては、協定もございますから報告に来たということでございます。  実際のところ、今11名の退職があるということで3月末にすべての方で11名になるようでございます。ただ、新規の採用も7名ございまして、医療大学のほうから新規採用があるようでございます。ただ、新規の7名の看護師さんはまだ卒業したばかりでございます。実践がないということもあって、いきなり夜勤の勤務ができにくいという状況があるようでございます。その方々が育つには半年ぐらいはかかるんだというお話でございますので、今3階にあります病棟が二つございます。夜勤の体制を含むということになりますと、その人数がちょっと足らないということでございますので、できるだけ早い時期に回復しますが、6カ月程度はやっぱり病棟を1病棟閉めさせてほしいということで、26の病床閉鎖になるという形になるようでございます。こういう形で私ども今後、それぞれ病院のほうも看護師の招聘については、努力をされておりますので、今後とも協議しながらやっていきたいと思っています。  やめられる理由につきましては、特に先ほど副市長が言いましたように、入院患者の改善があって、少し病院自体が忙しくなってきたというか、夜勤の勤務体制も非常に厳しくなったということで、特に阪神間から通勤されている看護師さん等が今回おやめになるということでございます。入れかわりのところ、勤務の状況も踏まえまして、条件等も非常に手当も上積みをされて、頑張っておられるのがなかなか歯どめがきかなかったというところでございます。  以上でございます。 ○議長(河南克典君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今、部長が言いましたように、先週2月8日に福田医院長、それから佐々木部長、本院から森田理事がお越しになって、そういった報告をお聞きいたしました。11名退職されて、7名新しく4月に採用されるけれども、従来の体制に戻すにはやっぱり半年ぐらいかかるのではないかと、その間少し病床を減らさざるを得ないけれども、現実の対応については、支障がないようにしていきたいと、こういうお話でありましたので、私としてももうそうなっておるものはやむを得ないなというようなお答えをいたしました。  なぜそのように看護師さんがやめられるのですかという質問に対しては、今話がありましたように、入院患者がふえて、それはいいことなんですけれども、看護師さんにすると非常に勤務条件が厳しくなってきたということで、そういう退職者が出てしまうと。非常に社会全体が看護師さんが非常に不足されておって、病院の中で取り合いというのですか、そういった状況になっておるようです。  そういった中で、市としても看護師さんの確保に何とか努力をしてもらいたいというふうな話でありましたので、ささやま医療センターだけというわけにはいきませんが、市内の病院の看護師不足に対して、市内出身の看護師さんがあれば、積極的に市内の病院に勤めていただくようなことを今後考えていかなければいけないし、また、さらに長期的には、柏原看護学校が平成27年でしたか、閉校されるということですので、それにかわるようなものをこの丹波地域とかということも考えなければいけませんねというようなことを、福田医院長としてはお考えを持っておられまして、そういったことを今後の課題として取り組みましょうというような、こういう話でありました。  それで2月10日の日に、丹波新聞の森田記者と毎日新聞の丸井記者が、別々ですけれども、そういった話を聞いたけれどもということで、お越しになりまして、今のような状況をお話しいたしました。どなたかがそういった新聞社に提供されたのではないかと思いますが、そういった背景なしに、ただ看護師不足で一部閉鎖するというその期限も書かずに、書かれておる記事は少しあり、読者にすると、医療の不安をあおるようなことになってしまってはないかということで、先ほど言いましたが少し遺憾に思っております。  以上です。 ○議長(河南克典君)  2番、西田直勝君。 ○2番(西田直勝君)  議長にお伺いしますが、これは全員協議会でお話をされるということなので、今の答弁以上のものが全協で出るのか、そしてそれでいろんな質問ができるのか、その辺だけちょっと確認していただいて、もしこの場でもうそれだけのお話をいただいたわけだから、再質問させてもらうのだったら、再質問させてもらいたいと思うので、その辺の扱いだけちょっと確認してください。それで、議論させてください。 ○議長(河南克典君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今お話ししたものがほぼすべてでありまして、このことについて、私のほうが議員の皆さんなり、記者発表を特にしていないのは、この状況は病院の問題であるというふうに考えて、後どうするか、こうするかということは病院のほうが言っていただかないと、私のほうは今言うた以上のことは、どうもできませんので、そういうふうな考えでおりました。ですから、今言うたようなことがほぼ私のほうが今考えておることのすべてです。 ○議長(河南克典君)  2番、西田直勝君。 ○2番(西田直勝君)  そしたら、議長に僕はちょっと問いかけたので、議長整理をしてもらったらいいんですけれども、その辺だけ、もしここでこの時間を費やして、また私が再質問するというようなことについては、あれするのだったら全員協議会の中で議論させてもらうようにしたいと思うんですけれども、僕は幾つかやっぱり問題点がまだあると思うので、その扱いだけ一つ。 ○議長(河南克典君)  この件に関しましては、今現在は名称変更ということで上程されておりますので、この件に関して協議をしていただいて、全協のほうで御意見がありましたら、お受けしたいと、このように思いますので、ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第6号は、文教厚生常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第6号は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第15  議案第7号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する               条例 ○議長(河南克典君)  日程第15.議案第7号 篠山市福祉医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)(登壇)  それでは、ただいま上程いただきました議案第7号 篠山市福祉医療費等助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  説明につきましては、議案書17ページ、条例改正新旧対照表15、16ページ、議案第7号説明資料に基づきまして、説明させていただきますので、それぞれをお開きください。  さて、今回の条例改正に伴います趣旨につきましては、2点ございます。まず1点目は、扶養控除廃止に伴います改正でございます。これは平成22年度税制改正において控除から手当という考え方のもとに、子ども手当が創設されました。これに伴いまして、平成24年度から年少扶養親族に対する扶養控除額33万円、及び、特定扶養親族に対する扶養控除額の上乗せ部分12万円が廃止されることとなります。  しかし、国にとりましては、自立支援医療制度において廃止に伴います影響がかなり大きいという部分もございまして、回避するためにこの扶養控除の見直しがなかったものとみなす方針、このようにいたしまして、兵庫県におきましても、障害者福祉サービスの自己負担額の限度額の算定及び医療費助成制度については国の方針と同様に見直すということで、扶養控除見直し前の税額によって所得の判定を行うこととなりました。  条例改正の新旧対照表の16ページに記載していますように、附則の3項におきまして、「市町村民税の額の算定の特例」を、今回定めております。この改正に伴いまして、平成23年12月末現在で現行のままでいきますと、非該当となる人数は、重度障害者医療助成4名、高齢重度障害者医療助成1名、乳幼児医療費助成147人の方々が該当します。この取り扱いによりまして、この方々が従前の助成の対象となるということで改正になります。  次に、2点目の改正でございますが、兵庫県におきましては、「第2次新行革プラン」に基づきまして、所得判定をする単位の見直しを行います。自立支援医療制度における所得判定単位が、世帯構成員が相互に支え合うことを前提に、医療保険における同一世帯を単位としまして、世帯合算によって所得割の判定を行います。そのことから、県の重度障害者医療費助成事業につきましても、自立支援医療制度に合わせて平成24年7月から所得判定単位を世帯単位に変更するために、今回の改正を行います。  この改正によりまして、非該当に移行する方につきましては、平成23年12月末現在の実績で、重度障害者医療助成は18名、高齢重度障害者医療助成は8名でございます。  最後に、施行期日につきまして記載しておりますが、施行期日は平成24年7月1日と定めています。  以上で、議案第7号の提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第7号は、文教厚生常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第7号は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第16  議案第8号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第16.議案第8号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)(登壇)  それでは続きまして、ただいま上程いただきました議案第8号 篠山市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  説明につきましては、議案第8号説明資料に基づいて行いますが議案書18ページ、条例改正新旧対照表17ページから18ページをそれぞれ御参照していただきますよう、お願い申し上げます。  説明資料の1ページ「条例の改正趣旨」につきまして御説明申し上げます。  今回の改正は三つのポイントがございまして、まず1点目ですが、現在策定中の第5期介護保険事業計画に基づいて、平成24年度から平成26年度までの第1号被保険者の保険料額を定めます。  次に、2点目としまして、国において公布されました「介護保険法の一部を改正する政令」等に基づきまして、低所得者層の保険料の負担を軽減するために、現行の3段階に新たに特例第3段階を設ける改正でございます。  そして3点目としましては、以前から課題がございました高所得者層の負担能力に応じた段階の設定を今回、同時に改定したく思っております。現行の7段階制から9段階制に移行するという改定でございます。  以上の3点の改正を行いまして、介護保険事業を運営する上で必要な保険料の確保に努めていきたいと考えております。  改正の概要につきましては、中段に書いておりますが、裏面の介護保険料の段階別の一覧表を御参照いただきたいと思っています。  さて、第5期介護保険事業計画におきましては、先ほど申しましたように、平成24年から26年度の3カ年の人口推計をし、そして被保険者数の伸び、要介護認定者数を推計いたしまして、保険料額を決めていきます。また、介護報酬の改定率が本年度率1.2%、在宅では1.0%、施設は0.2%という改定がございます。その改定率を加えまして、3年間の介護保険サービスに対します給付費を見込みます。そして、法に定められた負担率等によりまして、算定した結果、第1号被保険者保険料基準額、第5段階になります。真ん中の第5段階のところを見ていただいたらいいと思いますが、現行、第4期につきましては、月額3,490円、年額にしますと4万1,880円になります。それを第5期におきましては、月額4,280円、年額5万1,360円に改正しようというものでございます。  今回の改正によりまして、基準額では月額で790円、年額で9,480円の値上げとなります、伸び率につきましては、22.6%という高い伸びとなります。  次に、段階別の見直しの内容につきましてですが、低所得者層の保険料段階である現行の3段階を二つに分けまして、「特例第3段階」を設けます。保険料の上昇額を年額690円に抑えるという効果がございまして、これは低所得者に配慮するために行います。また、高所得者層に対しは、現行の7段階から9段階制に変更します。本人課税で190万円以上の所得を有する方々につきましては、負担能力、所得に応じた段階設定を行います。こういう形によりまして、低所得者の負担を軽減するという形で作用が起こってきます。  最後に、本条例の改正につきましては、施行期日を平成24年4月1日と定めております。  以上で、議案第8号の提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  4番、植野良治君。 ○4番(植野良治君)  4番、植野です。  篠山市の保険事業、大変努力いただいて第4期まで、よその自治体に比べますと、比較的安い金額の形の中で、市民が負担いただいてきて、今までたしか県下の自治体の中では低いほうからベスト3ぐらいのとこらに位置しておったのではないかという、私の記憶なんです。  今回いろんな状況は理解できるところなんですが、平均して一気に22%掛金がふえると、市民にとってはかなり負担がふえてくるという、こういう印象を私も持ちますし、あるのではないかというふうに思うんですが、いろんな配慮をされまして、今説明いただいたように低所得者層にもいろんな配慮をしていくということなんですが、一つは、この改定後の平均月額4,280円ですか、この金額は県下の自治体の状況から見て、まだほかも決まっておらないのではないかと思うんですが、低いほうから、あるいは高いほうからでも結構ですので、どの程度の位置におるのかというのが1点。  それから、こういうふうに改定しました結果、高所得者層、あるいは低所得者層それぞれ全体の被保険者の人数の何%の方が該当する率になっておるのか、細かい数字で早速にはわかりかねる部分があったら、後ほどでよろしいですのでお尋ねしたいと思います。 ○議長(河南克典君)  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)  それでは植野議員の御質問にお答えしたいと思います。  まず1点目の前回の3,490円につきましては、値上げをしておりませんので、県下で下から3番目という率になります。今のところまだ第5期の数字は全部出てきておりませんが、それぞれ問い合わせを聞き合わせしまして、確定をしているのは大体同じ状況に推移しているということで、下位に位置しているということでございます。前回は県の平均が4,200円でございまして、今回の4,280円、前回の平均ぐらいになったということで、それほど値上げというか、順位が上がるということではございません。  22%という値上げ幅になりますけれども、前回は先ほど言いましたように据え置いておりますので、要するに1期ずつで考えますと10%ずつの伸びという形になります。今回も1億2,000万円の基金を全額つぶしまして、今回の額にさせていただいたということでございます。今後の安定運営のためにも値上げについては、必要な部分ということでございますので、御理解いただきたいと思っています。  次に、二つ目の質問の段階別の低所得者の割合ということで、新しい3段階の特例3段階に該当する方の人数ですが、大体912人ということでございます。1万2,251人の912人ということでございますから、大体7.5%の方がこの新段階に該当するという形になります。所得の高い方の8段階、9段階、表がありますけれども、そこに該当する方を少し申し上げますと、8段階の方は116人、そして9段階に移行するであろうという方が99人、両方合わせますと215人という形になります。215人を1万2,251人で割りますと、大体1.75%ぐらいという状況で、そういう方々が動きがあって、少し軽減、金額にしますとおおむね所得の高い方でふえる額が300万円ぐらいという推計をしております。それが全体で標準化できる財源になるという形で御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(河南克典君)  4番、植野良治君。 ○4番(植野良治君)  5期に入っても篠山市は比較的低い料金の自治体に該当すると、まだ確定してないのでわからないけれどもということなので、それはそれなりに御努力いただいて、頑張っていただいていると思うんですが、基金を1億2,000万円使い切ってしまうみたいな状況になると、この第5期の24年から26年までの3年間でこの22%の上げでいって、幾らか基金を積んでいけると、こういう計算ができるのか、成り立っているのか、いや基金はないままでいかんならんという見通しなのか、そこらの見通しはどのようになっておりますか。 ○議長(河南克典君)  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)  当初予算の提案前に推計で全体をお話しするのもなんですが、まだ見通しにつきましては、やっぱり予備費の部分とか、サービスがそれほど多くない場合はそういう金額とかいうのが浮いてくるという形だと思いますので、若干の基金の残高2,000万円、3,000万円は一応確保していきたいというふうには思っております。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。  2番、西田直勝君。 ○2番(西田直勝君)  今、植野議員のほうからもあったんですけれども、生活保護者とか、厳しい環境下にある方々の上がる金額というのが、非常に高いというふうに思うんです。四千七百何がしということになる。これを先ほどの基金との関係も含めて、ある程度この辺を重点的な政策として篠山市がとろうとしているのか、とろうとするのかと。その辺のことは、方向としてやっぱり示さなあかんのじゃないかなと思うんですよね、実際問題ね。  ただ単に満遍にということじゃなくて、いわゆる基金の取り崩しであれば、そういうところを重点的にどうするのかというようなことについての政策的な考え方はあるのかどうか、その辺だけちょっと聞かせてください。 ○議長(河南克典君)  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)  それでは西田議員の御質問にお答えしたいと思いますが、先ほど政策的な形で進められるかと、その基金を要するに低所得者のところに重点的に配分できるのかということでございますが、今の介護保険法上の制度によりますと、この部分につきましては、先ほど御説明しました10段階の表を見ていただきますと、基準額を1としまして、そして生活保護の所得のない方というのは0.5というふうな負担割合にもう決められております。  私どもが今回政策的に行いましたのは、先ほど申し上げました8段階、9段階という部分で今回新たに追加しました。この方については従前は1.5の負担だったのを1.75という形で負担をちょっと余分にしていただくという形で、そういう施策は今回展開させていただいたということです。  今までは、所得者層の高いところに負担をたくさん強いるというのも非常に都市部と違いまして、篠山市の方は人数が少ないので、余り効果がないと思っていましたが、今回こういう改定率22%ということも考え合わせて、この部分の御意見は市民の方々にもいただいておりました。所得の高い方からもう少しとってはどうかという御意見もいただいておりましたので、今回二つの段階をプラスして、要するに最終的には10段階の負担率になるという形の改定を、これは政策的な思いとしてやっていきました。制度上この法律が、定められた法律は段階別には下部の部分は設定することもやぶさかではないんですけれども、負担等も踏まえますと、やはり全体の負担額が標準化のところが一番しんどいというか、基準額のところが一番しんどいというふうに思いますので、その部分を重点的に考えて、上層部をふやしてきたということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第8号は、文教厚生常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第8号は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第17  議案第9号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す               る条例 ○議長(河南克典君)  日程第17.議案第9号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  長谷川まちづくり部長。 ○まちづくり部長(長谷川正君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第9号 篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は20ページ、21ページです。新旧対照表は19ページから22ページ及び説明資料をあわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。
     このたびの条例改正につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が制定され、同法第32条の規定により、公営住宅法の一部が改正されたことによる条例改正でございます。  まず、公営住宅法の改正内容につきましては、公営住宅入居における同居親族の要件が自治体の裁量にゆだねられ、法律上削除されました。その結果、60歳以上の者、障害の程度が一定程度の障害者等は同居親族要件を要しませんでしたが、それら以外の方も単身世帯での市営住宅への入居が可能となります。しかし、これまでどおり入居資格として一定の制限のもと、同居親族要件を課す場合は、条例により、要件を定義づける措置が必要となりました。  一方、改正前の「篠山市営住宅の設置及び管理に関する条例」におきましては、入居者の資格を第6条で定めておりますが、その中で「令第6条第1項に定めるもの」として施行令を引用し、60歳以上の者、障害の程度が一定程度の障害者等におかれては、同居親族があることを条件とする市公営住宅条例第6条第1号の規定が除かれておりますが、それら以外の方々の単身での入居については制限をいたしておりました。  本市における市営住宅の状況につきましては、その住宅構造が世帯向けとなっていること、あるいは入居希望者が空き室数に応じて募集をいたしますが、その募集を上回った応募をちょうだいしていることなどの理由によりまして、世帯単位での入居の需要や必要性が高いことから、引き続き単身入居について一定の制限が必要であると判断いたしました。  したがいまして、現状の同居親族要件を引き続き定めるため、新旧対照表をごらんいただきたいと存じますが、本条例改正により、法律改正前の公営住宅法施行令において規定されていました条件を篠山市の条例第6条第2項に規定いたしまして、60歳以上の者、障害の程度が一定程度の障害者等の方々に限り、同居親族の条件を除くこととして、一定の制限を設けた同居親族の条件を引き続き規定しようとするものでございます。  また、第6条第3項におきましては、公営住宅法施行令第6条第2項に規定されている入居資格の判断におきまして、常時介護を要するが、居宅において介護を受けることができない、あるいは困難であると判断する場合には入居要件に該当しません。その入居要件の判断において必要がある場合は、職員が面接、あるいはその判断のために必要な事項を調査できることを新たに規定したものでございます。  第7条及び第30条につきましては、本条例改正に伴う条項の変更を改正するものでございます。  なお、いわゆる第1次一括法の施行期日は、本件のように地方自治体の条例改正、あるいは体制整備が必要なものにつきましては、平成24年4月1日となっておりますことから、本条例改正の施行につきましては、附則により平成24年4月1日とさせていただきたいと存じます。  以上、議案第9号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第9号は、生活経済常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第9号は、生活経済常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第18  議案第10号 篠山市あさぎり苑条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第18.議案第10号 篠山市あさぎり苑条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第10号 篠山市あさぎり苑条例の一部を改正する条例について提案理由を御説明申し上げます。  議案書は22ページ、新旧対照表23ページ、議案第10号説明資料をお願いいたします。  ミックス事業につきましては昨年の1月から工事に着手し、処理棟の耐震補強工事、乾燥設備や脱臭設備等の重立った工事がおおむね完成し、3月末に向けて機械や電気の配管や配線工事にあわせ、設備の試運転と機器調整を行うこととしています。  説明資料にお示ししておりますように、ミックス事業の実施前と実施後における汚泥処理工程の違いを実線と破線で図示しておりますが、4月から前処理後の浄化槽汚泥とし尿、それに農集汚泥を含む下水道汚泥を一括して下水処理場で脱水し、あさぎり苑に搬入して乾燥処理を行った後、民間処分場に搬出することになります。このことから、あさぎり苑の業務や処理方法が変更されるため所要の条例改正を行うもので、あさぎり苑の業務に伴う公害等を審議する委員会設置が主な内容となっております。  新旧対照表をお願いいたします。  第3条の業務規定では汚泥処理の業務を追加するとともに、第4条の職員規定では、現行の組織機構が所長を配置しないで下水道課長があさぎり苑を管理監督しておりますので、「所長及びその他」を削除しております。  改正案第6条の新規規定でございますが、あさぎり苑の業務に伴う公害等の環境問題については、これまでし尿処理とごみ処理の二つの委員会設置を規定する篠山市公害調査委員会条例に基づき審議を行っておりました。しかしながら、ミックス事業により処理業務を追加することや、あさぎり苑での水処理以降の処理工程を取りやめ篠山川に処理水を放流しなくなったことなど、現状のあさぎり苑の業務や処理状況に委員会を整合させるため、あさぎり苑条例において公害の防止や健康と安全の確保を目的とした委員会の設置を規定することといたしました。  具体には、現行第6条を1条繰り下げ、新規に第6条とし、第1項であさぎり苑生活環境保全委員会の設置を規定、第2項では市長諮問による委員会の審議事項として、環境基本法第2条第3項で定義されている公害に関すること、公害対策に関すること、事業活動等の処理状況や管理運営に関することについて審議することとしています。第3項と第4項では、委員は7人以内とし、施設が設置されている地元自治会や隣接自治会等の代表者や推薦された方、県の環境担当部署の職員等で委員会を構成することとしています。また、委員の任期や役員の選出方法、会議の運営方法については、第5項で規則に委任しております。  附則第1項では、この条例の施行日を業務開始予定の平成24年4月1日とし、第2項では、篠山市あさぎり苑生活環境保全委員会を設置することから、篠山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に規定する委員会の名称、委員報酬に関して所要の改正を行うとともに、第3項では篠山市公害調査委員会設置条例の廃止について附則改正を行っております。  以上、簡単な説明ですが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。  19番、吉田浩明君。 ○19番(吉田浩明君)  19番、吉田でございます。  今回あさぎり苑のほうでミックス事業を展開されるということになりまして、4月から本格的なということで、条例整備もされていくということになったんですが、ここで一つ疑問になるのは、所長を今回廃止して、課長がその任務をするということで、その課長というのは、どこに平常は存在されるのですか。 ○議長(河南克典君)  田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)  通常、下水道課長が管理監督しておりますので、本庁におります。ただ、業務の関係上、今もですけれども、し尿なり汚泥の浄化槽なり、脱水の状況を見るために、週に二、三回程度、現場に行っております。あとあさぎり苑のほうでは、職名では係長級が事務的に管理していますけれども、その職員が本庁との連絡等で本庁で来るのが、週に4回程度といったような状況になっております。 ○議長(河南克典君)  19番、吉田浩明君。 ○19番(吉田浩明君)  19番、吉田でございます。  この事業の切りかえを非常に心配されておる、その地域の方々があるわけです。ですから、やっぱり管理監督する方がその現場におられて、当面の間は様子を見るというような体制づくりをしておかなければ、これは感情的にも地域の方々と、やっぱりその公害面、そういう環境面で軽視しておるのではないかと、こういうふうにとられかねない今回の条例改正ではないかと思いますときに、やはり今までの工事中の中でもいろんなそのにおいの問題で地域からかなりの声が出ました。それはやはり一つは基本的なことではなしに、いろいろなその管理管理面で、不行き届きなところがその臭気を呼ぶというようなこともあったわけでございますので、その辺も含めて、これはやはりきちっとした管理監督の責任者がこの場所におるという状況をつくらなければ、市としては大変なことになるのではないかと思うのですがいかがですか。 ○議長(河南克典君)  田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)  特に、乾燥機の運転につきましては、乾燥設備主任者が必要ということで、現在2名がその資格を取得して、それに当たることとしております。それと平成18年度まで汚泥とし尿の物につきましては、乾燥なり焼却をあさぎり苑でしておりました関係もあり、一定の職員のスキルといいますか、そういった業務も技術を持っております。しかしながら、これまでの建設、ミックス事業の実施につきましては、1年おくれといった状況もありますので、特に4月以降の稼働については常時というわけにはいきませんけれども、一日のうち定期的に巡回するなり、連絡をとって、その監視体制なり、管理監督をしていきたいと思います。 ○議長(河南克典君)  19番、吉田浩明君。 ○19番(吉田浩明君)  これは定期的ということじゃなしに、やっぱり毎日その状況を見る、毎日の中でもやっぱりその搬入の時間とか、搬出の時間、そういうときにやっぱりどういう状況であるかということをきちっと的確に把握しなければならんと、こういうことを地域の方々も非常に時間的なことも含めて心配されておるわけです。ましてやこのミックス事業そのものがあの地域の人たちみんなが今、賛同いただいておるということではないというようなことを聞かせていただいておりますので、その辺もあわせて、課長が責任をとるというなら、課長は必ずやっぱりその当分の間は、しっかり運転が軌道に乗るというまでは、あそこにやっぱり詰めるというぐらいのことをしてもらわなければならんのではないかと思うのですが、市長、いかがですか。 ○議長(河南克典君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  今、吉田議員がおっしゃっておる課長をずっと常駐させるというところまではいかないと、なかなかそこまではいきにくいと思うんですけれども、お話しいただいております、4月以降の体制について地域の皆さんから不安な思いがないように、できるだけ万全の体制で臨めるように、もう一度検討させていただいて、そういうふうな体制をつくっていきたいと思います。  今現在もずっと公害モニターで地元の皆さんから御意見をお聞きしながら、何かあったら対応できるということで、対応しておりますけれども、4月からの稼働に備えまして、御指摘もいただきましたので、もう一度どのような体制で臨めるか検討いたしまして、きちんと対応できるようにいたしたいと思います。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第10号は、生活経済常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第10号は、生活経済常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第19  議案第11号 篠山市基金条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第19.議案第11号 篠山市基金条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  小山教育部長。 ○教育部長(小山辰彦君)(登壇)  ただいま御上程を賜りました議案第11号 篠山市基本条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書24ページ、新旧対照表25ページ、説明資料とあわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  本議案は、清水一雄氏が昨年の12月に、篠山の教育振興に役立ててほしいと目的を示して市に寄附された1,000万円を「清水一雄教育振興基金」として基金の創設を行おうとするものです。  清水氏の寄附の目的につきましては、篠山市内の小学校、中学校及び特別支援学校で行われる教育活動もしくは校長会、教育会または篠山市教育委員会が主催する児童、生徒の発表会、競技会、展示会または作品展において、受賞した個人、グループまたは団体に対し副賞として清水一雄賞を贈り、学習意欲の向上と教育の振興を図ってほしいというものでございます。  特に、寄附をいただく際、清水氏から基金を創設し、長く篠山の教育振興のために使ってほしいという意志を示されておりますことから、それを尊重し、篠山市基金条例の一部を改正しようとするものです。  制定の概要につきましては、篠山市基本条例、別表中、篠山市ふるさと教育基金の項の次に清水一雄教育振興基金の項を加えるものでございます。目的及び積み立ての額並びに処分につきましては、議案書、新旧対照表に示しておりますとおりです。  また、同基金創設後は、教育委員会において同氏の寄附の目的に沿う使い道を明確にするため「清水一雄教育振興賞交付要綱」を制定し、その中で、清水一雄教育振興賞選定委員会を設置しまして、毎年、教育振興賞の交付対象者を決定してまいりたいと考えております。  以上、まことに雑駁な説明ではございますが、よろしく御審議を賜りまして、御決定いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第11号は、文教厚生常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第11号は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。  ここで、暫時休憩といたします。再開は午後1時といたします。               午後 0時00分  休憩               午後 1時00分  再開
    ◎日程第20  議案第12号 篠山市立認定こども園の運営に関する条例の一部を改正                する条例 ○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第20.議案第12号 篠山市立認定こども園の運営に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  小山教育部長。 ○教育部長(小山辰彦君)(登壇)  ただいま御上程を賜りました議案第12号 篠山市立認定こども園の運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書25ページ、新旧対照表26ページ、説明資料とあわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が、平成23年5月2日に公布されました。これに伴い、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」の一部改正が、平成24年4月1日に施行されます。一部改正の趣旨は、認定こども園の認定要件のうち、入所または入園に関する基準を都道府県の条例に委任すること。その際、条例で定める要件は、法律で定める基準に従って定めるものとされたことです。  本市への影響といたしましては、「篠山市立認定こども園の運営に関する条例」第2条第1項に「この条例において「認定こども園」とは、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律第3条第2項の規定により、兵庫県知事の認定を受けた施設をいう」とあります。引用する同法の条項にずれが生じたことから、この「第3条第2項」を改める必要が出てきました。そこで、第2条中の「第3条第2項」を「第3条第3項」に改めようとするものでございます。  以上、まことに雑駁な説明ではございますが、よろしく御審議を賜り、御決定いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第12号は、文教厚生常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第12号は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第21  議案第13号 篠山市公民館条例の一部を改正する条例  日程第22  議案第14号 篠山市図書館条例の一部を改正する条例 ○議長(河南克典君)  日程第21.議案第13号 篠山市公民館条例の一部を改正する条例、日程第22.議案第14号 篠山市図書館条例の一部を改正する条例の2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  小山教育部長。 ○教育部長(小山辰彦君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第13号 篠山市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、並びに議案第14号 篠山市図書館条例の一部を改正する条例の制定について一括で提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第13号 篠山市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、議案書26ページ、新旧対照表27ページ、説明資料とあわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  昨年12月に「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」が公布され、これに伴い、社会教育法の一部改正が平成24年4月1日に施行されます。一部改正の内容は、これまで法第30条で定められていました公民館運営審議会委員の委嘱基準が削除されるとともに、委嘱の基準は文部科学省令第42号で定める基準を参酌し、市町の条例で改めて定めることとなりました。このことによりまして、篠山市公民館条例の一部を改正するものでございます。  つきましては、条例第5条の見出しの部分を「審議会の委員の定数及び任期」から「審議会の委員の定数等」に改め、条文につきましては、文部科学省令第42条を参酌し、「法第30条第1項に規定する者」を「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験のある者並びに公募に応募した者」という公民館運営審議会委員の委嘱の基準を定めるものでございます。  なお、「学校教育から学識経験のある者」までの表現につきましては、文部科学省令第42号と同じ文言を、「公募に応募した者」につきましては、篠山市自治基本条例第20条をもとにいたしております。  続きまして、議案第14号 篠山市図書館条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をさせていただきます。  議案書27ページ、新旧対照表28ページ、説明資料とあわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。  本議案につきましても「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」の公布により、図書館法の一部が改正され、これまで図書館法で定められていた図書館協議会の委員の任命の基準が削除されることとなりました。新たな任命の基準は図書館法施行規則で定める基準を参酌し、条例で定めることとされたことによりまして、篠山市図書館条例の一部を改正しようとするものでございます。  改正の概要につきましては、条例第6条の見出し部分を「定数及び任期」から「定数等」に改め、条文につきましては、図書館法施行規則第12条を参酌し、「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験のある者並びに公募に応募した者」という図書館協議会の委員の委嘱の基準を定めるものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、よろしく御審議を賜り、御決定いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、文教厚生常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第13号及び議案第14号は、文教厚生常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第13号及び議案第14号は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第23  議案第15号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について ○議長(河南克典君)  日程第23.議案第15号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  植村総務部長。 ○総務部長(植村富明君)(登壇)  ただ今御上程いただきました議案第15号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更につきましては、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書28、29ページ、新旧対照表29ページをごらんいただきたいと思います。  兵庫県市町村職員退職手当組合は、現在19市12町、28の一部事務組合、合計59の地方公共団体によって組織されております。兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更につきましては、組合構成市町等の議会の議決が必要となっておりますので、地方自治法第290条の規定に基づきまして、議会の議決をお願いするものでございます。  改正理由につきましては、西脇市、小野市、加西市、加東市及び多可町が共同設置する北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合わかあゆ園の管理者から、児童福祉法の一部改正に伴い、平成24年4月1日付で組合の名称を変更する届け出が提出されましたので、兵庫県市町村職員退職手当組合規約を変更するものでございます。  なお、新しい名称は、北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園となります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  討論なしと認めます。  これから議案第15号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(河南克典君)  起立全員です。  したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第24  議案第16号 兵庫県後期高齢者広域連合規約の変更について ○議長(河南克典君)  日程第24.議案第16号 兵庫県後期高齢者広域連合規約の変更についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)(登壇) ただいま御上程いただきました議案第16号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は30ページから31ページ、新旧対照表30ページをそれぞれお開きいただきたいと思います。  規約を変更する趣旨につきましては、「住民基本台帳法の一部を改正する法律」平成21年法律第77号でございますが、その施行に伴いまして、外国人登録法が廃止され外国人登録原票がなくなるため変更するものでございます。  施行期日につきましては、平成24年7月9日となっております。  なお、兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更することにつきましては、地方自治法第291条の11の規定に基づきまして、議会の議決を経る必要があるため提出をいたしました。  よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。
     これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  討論なしと認めます。  これから議案第16号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(河南克典君)  起立全員です。  したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 ◎日程第25  議案第17号 平成24年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦                課単価を定めることについて  日程第26  議案第18号 平成24年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩                しについて ○議長(河南克典君)  日程第25.議案第17号 平成24年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて、日程第26.議案第18号 平成24年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについての2件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  長澤農都創造部長。 ○農都創造部長(長澤義幸君)(登壇) ただいま御上程賜りました議案第17号 平成24年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて及び議案第18号 平成24年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについてにつきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第17号の平成24年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて提案理由の説明を申し上げます。  議案書32ページから33ページをお開きください。  農業共済事業の事務費賦課金につきましては、その年の農業共済事業の予定量に応じ、庁内事務費や兵庫県農業共済組合連合会に支払う賦課金に充てるため、組合員に賦課するものであります。平成24年度の事務費賦課総額を888万6,000円を予定しております。それぞれの共済ごとの共済金額1万円当たりの賦課単価につきましては、五つの共済とも前年度と同額としております。  水稲共済割及び麦共済割はともに48円、家畜共済割は乳牛のメス70円、肥育牛60円、他肉牛50円並びに畑作物共済割、大豆でございますが50円、さらに園芸施設共済割は施設の構造別に12円から15円と定めるものでございます。  次に、議案第18号 平成24年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書34ページから35ページをお開きください。  平成24年度におきましても、水稲及び家畜の損害防止事業を計画しておりますが、その財源として、特別積立金を充てるため、その取り崩し額を定めようとするものでございます。水稲特別積立金におきましては、取り崩し総額を487万5,000円以内とし、水稲損害防止事業に充当しようとするものでございます。水稲損害防止事業総額は650万円で、特別積立金取り崩し後の残額162万5,000円は、兵庫県農業共済組合連合会からの助成金を予定しております。  水稲損害防止事業は、篠山市農作物病虫害防除協議会に委託し、水稲の病虫害による被害を未然に防止を図るため、飛散防止型・無人ヘリコプター防除型・箱施用防除型の防除薬剤購入費及び防護柵設置費に係ります助成を行ってございます。  家畜特別積立金におきましては、取り崩し総額を14万8,000円以内とし、家畜一般損害防止事業に充当しようとするものでございます。家畜一般損害防止事業総額は42万円で、特別積立金取り崩し後の残額27万2,000円は兵庫県農業共済組合連合会からの助成金10万5,000円と家畜共済の賦課金などの16万7,000円を予定しております。  家畜一般損害防止事業の内容は、乳牛の産前産後の疾病予防、肥育牛は呼吸器病予防、他肉牛は初乳免疫強化及び内部寄生虫駆除のための各薬剤費用を助成するものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、生活経済常任委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、質疑は大綱程度でお願いします。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第17号及び議案第18号は、生活経済常任委員会に付託することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、議案第17号及び議案第18号は、生活経済常任委員会に付託することに決定しました。 ◎日程第27  議案第19号 平成23年度篠山市一般会計補正予算(第9号)  日程第28  議案第20号 平成23年度篠山市住宅資金特別会計補正予算(第3                号)  日程第29  議案第21号 平成23年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4                号)  日程第30  議案第22号 平成23年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算                (第3号)  日程第31  議案第23号 平成23年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第                4号)  日程第32  議案第24号 平成23年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算                (第3号)  日程第33  議案第25号 平成23年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第3                号)  日程第34  議案第26号 平成23年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第3                号)  日程第35  議案第27号 平成23年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号) ○議長(河南克典君)  日程第27.議案第19号 平成23年度篠山市一般会計補正予算(第9号)から、日程第35.議案第27号 平成23年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)の9件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  議案第19号について、上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)(登壇)  それでは、ただいま御上程賜りました議案第19号 平成23年度篠山市一般会計補正予算(第9号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  このたびの補正につきましては、平成23年度の予算執行において確定した事業の精査や、緊急を要するものの増減と、国の第3次、第4次補正予算に係る事業の追加によるものでございます。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,238万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ226億1,897万円とするものでございます。今回の補正予算につきましては、過去3カ年続きました国の地域活性化交付金を受けた大幅な増額補正ではございませんが、昨年11月に成立しました第3次補正予算と2月8日に成立しました第4次補正予算を受けまして関係する三つの投資的事業を新たに計上させていただいております。また、今回は予算執行において確定した事業の精査による減額が非常に多くございます。このため、少額の減額事業や財源の更正、一部の職員人件費の増減や特別会計、企業会計への繰出金につきましても、平成23年度事業の精査に伴います追加や減額が主な理由であり、特別なものを除きまして、説明を省略させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。  それでは、まず予算書21ページをお開きいただきまして、歳出から御説明をさせていただきます。  初めに説明につきましては、歳出の項目ごとの主なものを説明申し上げますが、財源内訳につきましては、主な特定財源のみの説明とさせていただきます。  まず、1款議会費、1項議会費、1目議会費は、322万9,000円の減額で、議員人件費及び各常任委員会の視察研修経費や政務調査費補助金などの不用額見込みによるものでございます。  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は、712万円の追加で、職員人件費につきましては、勧奨・定年退職者19名に係る退職手当組合への特別負担金の平成23年度負担分2,028万4,000円の追加や、時間外勤務手当300万円の減額が主なものでございます。  次に、23ページ、6目財産管理費は、379万1,000円の減額で、主なものは財産管理費では畑駐在所の改築が平成24年度に延期になったことによる旧畑幼稚園の遊具撤去工事125万円の減額、公用車管理費では、公用車の購入に係る入札による減額などで、財源内訳のその他は土地建物貸付収入の電柱敷地料9万1,000円、総務費雑入の自動車損害共済金25万円などの追加が主なものでございます。  次に、7目企画費は、14万3,000円の追加で、公共交通対策事業は市内の10のバス路線に運行補助を行っていますが、各路線の補助額が確定したことによります市単独バス対策等補助金462万円の追加が主なもので、ほかの事業につきましては事業精査による減額でございます。また、財源内訳のその他は、官学地域連携事業におきまして、平成22年度に光をそそぐ交付金を受け、平成23年度、24年度に神戸大学の「調査研究員」の雇用創出に活用することを目的として、丹波篠山ふるさと基金に積み立てていました分のうち、平成23年度分の金額が確定いたしましたので584万5,000円を繰り入れるものでございます。  次に、25ページ、9目情報システム費は、1,884万3,000円の減額で、外国人登録法の廃止及び平成24年7月からの住民基本台帳法の改正施行に対応するため、平成23年度に新しい総合行政システムの導入を予定しておりましたけれども、国からの改正法施行に伴うシステム仕様の詳細の提供が大幅におくれたため、新総合行政システムの導入を平成24年5月に延期したことによる電算システム使用料1,596万4,000円の減額が主なものです。また、財源内訳のその他は、総務費雑入のホームページのバナー広告が件数の減によります広告料73万円の減額でございます。  次に、14目今田支所費は、622万7,000円の減額で、9月の補正予算で決定いただきました今田支所の防水改修工事につきまして、工事の入札減による減額でございます。  次に、26ページ、17目コミュニティ活動推進費は、169万1,000円の減額で、主なものは、公民館改修助成事業について、各自治会の改修補助金額が確定しましたことによります減額でございます。また、財源内訳のその他は、コミュニティ活動推進事業に充当しています地域振興基金の利子23万5,000円を減額し、財源更正を行うものでございます。  次に、27ページ、2項徴税費、2目賦課徴収費は、313万8,000円の減額で、市民税の電算処理業務委託料の確定や納税通知書等の帳票の入札減に伴います印刷製本費の減額が主なものでございます。  次に、28ページ、4項選挙費、3目県議会議員選挙費は、528万8,000円の減額で、4月の選挙経費の確定によるもので、財源内訳の国県支出金は県議会議員選挙県委託金609万円の減額によるものでございます。  次に、30ページ、3款民生費、1項社会福祉費、2目老人福祉費は、792万7,000円の減額で、老人クラブ助成事業において老人クラブの休会等により活動補助金など117万2,000円の減額や老人保護措置事業の老人保護措置費の決算見込みによる416万1,000円の減額、在宅高齢者支援事業で外出支援サービス事業委託料等の利用件数の減による223万9,000円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金は、老人クラブ活動強化推進事業県補助金などの県補助金71万8,000円の減額、その他は、老人保護措置費用徴収金35万8,000円の減や外出支援サービス事業利用料23万6,000円などの減額でございます。  次に、31ページ、5目障害者福祉費は、1,127万5,000円の減額で、地域生活支援事業は手話通訳者の非常勤嘱託員等報酬など109万5,000円の減額、障害者自立支援法給付事業は、児童デイサービスや生活介護の運営委託料が利用実績により1,168万円の減額などが主なもので、財源内訳の国庫支出金は、障害者自立支援法給付事業国庫負担金954万2,000円、地域生活支援事業国庫補助金728万8,000円のそれぞれ減額、県支出金は、障害者自立支援法給付事業県負担金477万1,000円、地域生活支援事業国庫補助金364万4,000円のそれぞれ減額でございます。  次に、6目障害者医療費は、304万5,000円の追加で、高齢重度心身障害者医療費助成事業の医療費の追加で、財源内訳の国県支出金は、高齢重度心身障害者医療費助成事業県補助金94万円の減額と重度心身障害者医療費助成事業県補助金164万9,000円の減額でございます。  次に、8目人権推進費は、193万1,000円の減額で、職員人件費の減額のほか、人権対策管理費の事業精査による83万円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金は人権啓発活動地方委託金34万円の減額が主なものでございます。  次に、32ページ、9目ふれあい館等運営費は、111万7,000円の追加で、各ふれあい館費の事業精査による減額のほか、日置ふれあい館の雨漏り修繕34万2,000円と味間ふれあい館の児童公園のフェンスの改修工事99万4,000円のそれぞれ追加が主なもので、財源内訳の国県支出金は隣保館運営活動県補助金1万1,000円の減額でございます。  次に、33ページ、11目後期高齢者医療費は、466万5,000円の減額で、見込みよりも健診の受診者の減による健診等委託料112万1,000円の減額と医療費の減に伴います後期高齢者医療療養給付費負担金255万3,000円の減額で、財源内訳は、国県支出金が後期高齢者医療保険基盤安定化県負担金の74万4,000円の減額、その他は後期高齢者の健診事業収入35万円の減額でございます。  次に、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費は、655万3,000円の減額で、職員人件費の減額のほか34ページの児童扶養手当支給事業におきまして受給者の減に伴います児童扶養手当550万7,000円の減額や各事業精査による減額で、財源内訳の国県支出金は、児童扶養手当国庫負担金183万6,000円の減額と国の次世代育成支援対策交付金が子育て支援交付金に変更されたことにより、子育てふれあいセンターへの交付金212万8,000円の減額など財源更正が主なものでございます。  次に、2目母子福祉医療費は、185万1,000円の追加で、母子家庭等医療費給付事業の母子等医療費の追加で、財源内訳の国県支出金は、母子家庭等医療費給付事業県補助金39万7,000円の減額と財源更正として、こども医療費助成事業県補助金112万円の追加と乳幼児医療費助成事業県補助金の485万6,000円の減額でございます。  次に、3目児童措置費は、2,720万円の減額で、私立保育所運営費434万2,000円、放課後児童対策事業77万6,000円などの事業精査による減額と、子ども手当支給事業におきまして子ども手当の決算見込みによる2,184万1,000円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金につきましては、国庫支出金が子ども手当国庫負担金2,018万1,000円、保育所運営費国庫負担金238万9,000円のそれぞれの減額、県支出金が子ども手当県負担金293万4,000円、保育所運営費県負担金119万5,000円のそれぞれ減額が主なものでございます。  次に、37ページ、7目母子福祉費は、761万1,000円の減額で、母子生活支援施設委託事業において施設入所措置者数の減に伴います母子生活支援施設入所措置費556万8,000円の減額と高等技能訓練促進費等事業に係る高等技能訓練促進費等補助金受給者の減による補助金183万3,000円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金は、母子生活支援施設措置費国庫負担金288万1,000円の減額、母子生活支援施設措置費県負担金144万1,000円の減額、ひとり親家庭等支援事業県補助金161万5,000円の減額が主なものでございます。  次に、3項生活保護費、2目生活保護扶助費は、214万8,000円の減額で、生活保護措置事業のうち救護施設入所者の減に伴います施設事務費170万円、出産扶助の44万8,000円の決算見込みによるそれぞれの減額で、財源内訳の国県支出金は生活保護費等国庫負担金の161万1,000円と生活保護費等県負担金72万8,000円のそれぞれ減額でございます。  次に、38ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費は、921万3,000円の減額で、職員人件費や国民健康保険特別会計直診勘定繰出金の減額のほか、妊婦健康診査費補助事業の健康診査費補助金について決算見込みによる247万3,000円の減など、事業費精査による減額で、財源内訳の国県支出金は、妊婦健康診査費県補助金234万7,000円の減額が主なものでございます。  次に、2目予防費は、1,319万7,000円の減額で、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの無料接種事業におきまして接種の状況を精査し予防接種委託料1,269万7,000円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金は、予防接種事業県補助金656万9,000円の減額でございます。  次に、39ページ、2項清掃費、3目し尿処理費は、117万4,000円の減額で、あさぎり苑管理運営費のうち電気代や燃料費などの精査による減額でございます。  次に、40ページ、6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費は、186万7,000円の減額で、農業総務費では農政協力員手当などの精査による57万5,000円の減額と農業共済事業会計への繰出金109万5,000円の減額が主なものでございます。  次に、3目農業振興費は、353万6,000円の減額で、環境保全型農業直接支払い交付金について、申請面積の減に伴います交付金321万7,000円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金は、環境保全型農業直接支援対策県交付金160万8,000円の減額でございます。  次に、4目特産物振興費は、8,602万8,000円の追加で、主なものは、特産物振興事業におきまして、国の第4次補正予算を活用して、味間に丹波ささやま農協が設置されています茶工場の製茶加工機械施設の更新や2次加工機械設備の整備事業に対する産地競争力強化総合対策事業補助金8,615万円を追加するもので、財源内訳の国県支出金は、産地競争力強化総合対策事業県補助金8,615万円の追加が主なものでございます。  次に、41ページ、7目農村地域費は、693万9,000円の減額で、就農定着対策事業において新規就農者の対象者数の減による新規就農者実践研修委託料438万5,000円の減額や就農研修費助成金90万円の減、市単独事業の新規就農者支援事業補助金も就農時期がおくれたことなどにより補助金63万6,000円の減額、また農地流動化事業では、農地流動化促進奨励金の決算見込み額による101万8,000円の減額で、財源内訳の国県支出金は、新規就農者実践研修委託料に係ります緊急雇用就業機会創出基金事業県補助金438万5,000円の減額、新規就農実践事業県補助金45万円の減額でございます。  次に、9目アグリプラン21費は、211万5,000円の減額で、特産物対策事業におきまして、丹波篠山ブランド認証制度の事業精査による減額と山の芋振興奨励金について対象面積が減少したことによる奨励金163万5,000円の減額でございます。  次に、42ページ、11目農地費は、521万6,000円の減額で、農業集落排水事業特別会計の維持管理経費の減額等による繰出金514万5,000円の減額と県営土地改良事業負担金の確定による減額が主なもので、財源内訳のその他は県営ため池等整備事業地元分担金4万9,000円の追加でございます。
     次に、12目農村整備費は、961万6,000円の追加で、中山間地域総合整備事業は、国からの配分額の減に伴います補助事業の減額と事業精査によるもので、般若寺地区の用排水路整備に係ります測量設計業務委託料や用排水路工事費1,932万5,000円の減額と獣害柵の設置工事の精査による工事費185万2,000円の減額、また、市獣害対策事業では、整備済みの獣害柵の施設点検等の業務委託について事業精査による213万2,000円の減額と、基金を活用し獣害柵整備に係る地元負担金の一部助成や修繕補強事業の補助金の精査で、市獣害対策事業補助金866万2,000円の減額、さらに、地域農業水利施設ストックマネジメント事業は、今回新たに国の第4次補正予算を活用して、一印谷と北野地区の農業用排水管について、整備から約25年が経過し一部で陥没等が見られ早急な改修が必要なことから、農業用排水管を更新するもので、測量設計業務委託料と工事請負費合わせて4,200万円の追加でございます。  財源内訳の国県支出金は、中山間地域総合整備事業県補助金1,407万7,000円の減額、獣害柵の点検等に係ります緊急雇用就業機会創出基金事業県補助金213万2,000円の減額と地域農業水利施設ストックマネジメント事業県補助金2,373万円の新たな追加、地方債は、地域農業水利施設ストックマネジメント事業の市負担額について、国の第4次補正予算事業であり、100%の補正予算債の発行が認められることから公共事業等債1,700万円の追加でございます。また、その他は、中山間地域総合整備事業地元分担金529万4,000円の減額、市獣害対策事業補助金に係ります篠山市獣害対策基金繰入金866万2,000円の減額、地域農業水利施設ストックマネジメント事業の地元分担金120万円の追加でございます。  次に、2項林業費、1目林業総務費は、369万5,000円の追加で、県から管理を受託しております、ささやまの森公園の散策路や木製通路につきまして、老朽化が著しいことから路面の修繕や塗装、補修などを実施するため、改修に係ります施設等管理運営委託料369万5,000円を追加するもので、財源内訳のうち国県支出金は、ささやまの森公園管理県委託金369万5,000円の追加でございます。  次に、2目林業振興費は、461万3,000円の減額で、松くい虫防除対策事業は森林林業緊急整備事業補助金の決算見込みによる減などにより390万3,000円の減額と、43ページの里山林再生事業、木質燃料暖房器具設置モデル事業などの事業精査による減額が主なもので、財源内訳のうち国県支出金は、松くい虫伐倒駆除事業県補助金351万1,000円の減額でございます。  次に、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費は、146万3,000円の減額で、平成23年度から新たに開始しました住宅リフォーム助成について、100件の助成対象者を決定いたしましたけれども、補助対象事業費の確定や助成対象者の辞退に伴う精査により、産業活性化事業補助金146万3,000円の減額を行うものでございます。  次に、44ページ、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費は、174万2,000円の減額で、職員人件費の減額のほか、住宅簡易耐震診断委託料や事務費等の決算見込みによるもので、財源内訳の国県支出金は、簡易耐震診断推進事業国庫補助金20万2,000円と簡易耐震診断推進事業県補助金10万1,000円のそれぞれ減額と緊急雇用就業機会創出基金事業県補助金14万9,000円の追加、その他は簡易耐震診断推進事業に係ります申請者負担金4万5,000円の減額でございます。  次に、2項道路橋梁費、1目道路維持費は、33万2,000円の追加ですが、道路維持管理費の45ページの工事請負費は、西岡屋地内の市道西岡屋立町線と県道交差点におきまして、岡野小学校の通学路として、交差点部分の市道の歩道が非常に狭いことから、県道工事の完成に合わせて、歩道の拡幅工事を実施するもので工事費200万円の追加と道路維持管理計画策定に係る緊急雇用就業機会創出基金事業の精査による減額で、財源内訳の国県支出金は、緊急雇用就業機会創出基金事業県補助金140万9,000円の減額でございます。  次に、3項河川費、1目河川総務費は、144万6,000円の減額で、みくまりダム管理事業のダム管理費の精査による減額で、財源内訳の国県支出金は、みくまりダム管理業務県委託金144万6,000円の減額でございます。  次に、4項都市計画費、3目公園費は、154万5,000円の減額で、篠山城跡公園堀浄化事業において調査測量業務委託料と西堀のゲート等改修工事の確定による減額でございます。  次に、46ページ、5項下水道費、1目公共下水道費は、646万4,000円の減額で、下水道事業特別会計の決算見込みによる繰出金の減額でございます。  次に、9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費は、1,599万円の減額で、消防団員の退職について退職団員数の減による退職報償金1,710万円の減額と消防団員福祉共済の掛金が今回の震災に伴い1人当たり1,000円引き上げられたことから、掛金116万1,000円の追加が主なもので、財源内訳のその他は、諸収入の消防団員退職報償金1,710万円の減額でございます。  次に、4目災害対策費は、869万9,000円の減額で、主なものは東日本大震災復旧復興支援事業について、「丹波篠山コシヒカリの新米を送るプロジェクト」や災害支援市民ボランティアの派遣、被災者の市内への受け入れ支援及び市職員の派遣経費などについて精査により857万4,000円を減額するもので、財源内訳の国県支出金は、防災訓練費に係ります地域防災力強化訓練事業県補助金12万5,000円の減額、その他は、東日本大震災復旧復興支援事業の減に伴います基金繰入金412万9,000円の減額でございます。  次に、47ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目学校教育総務費は、308万7,000円の減額で、学校教育総務費は児童生徒の検診手数料などの精査による50万9,000円の減額、48ページの奨学金貸付事業は、ふるさと創生奨学金の貸付額の確定による150万4,000円の減額、スクールバス管理事業は西紀中学校のスクールバス運行の一部見直しなどの精査による107万4,000円の減額でございます。財源内訳のその他は、ふるさと創生奨学金基金繰入金150万4,000円の減額でございます。  次に、4目義務教育振興費は、829万4,000円の減額で、学校教育充実事業で小学校外国語活動支援ボランティア事業や外国語指導助手の交代者数の減などによる各事業の精査による263万7,000円の減額、体験教育推進事業で、小学校体験活動事業委託料や自然学校等のバス借り上げ料の減など事業精査による279万6,000円の減額、学校地域連携事業で外国人児童生徒指導補助員の派遣回数の減による232万3,000円の減額などが主なもので、財源内訳の国県支出金は、体験教育推進事業県補助金や障害児の自然体験活動推進事業県補助金16万5,000円の減額、その他は、ふるさと教育基金繰入金4万5,000円の減額でございます。  次に、49ページ、2項小学校費、3目学校建設費は、1億6,436万6,000円の追加で、平成24年度に予定しておりました八上小学校の木造校舎2棟の耐震補強工事を、国の第3次補正予算を活用して前倒しで実施することによる工事監理委託料と工事請負費1億7,426万円の追加と篠山小学校の応急修理工事の入札減による733万円の減額が主なもので、財源内訳の国県支出金は、耐震補強事業国庫補助金3,587万5,000円の追加、地方債は国の補正予算により新たに創設された補正予算債としての緊急防災・滅債事業債1億2,380万円の追加、その他は、義務教育施設整備基金繰入金600万円の追加でございます。  次に、50ページ、3項中学校費、2目教育振興費は、667万8,000円の追加で、中学校教育振興費において平成24年度からの中学校教科用図書の採択がえに係りますDVDなどの指導用準拠教材を購入する経費を追加するものでございます。  次に、4項幼稚園費、1目幼稚園費は、117万2,000円の追加で、職員人件費の追加のほか、幼稚園管理費において城南幼稚園と今田幼稚園で平成24年度から園児が増になることから、園児用の机や靴箱等必要な備品40万2,000円を追加するものでございます。  次に、52ページ、6項社会教育費、8目文化財保護費は、1,033万7,000円の減額で、史跡篠山城跡保存修理事業において国の補助事業費の減により内堀復元整備工事など1,000万円の減額、53ページ、史跡篠山城跡保存管理計画策定事業については事業精査による委員謝金など33万7,000円の減額で、財源内訳の国県支出金は、篠山城跡保存修理事業国庫補助金500万円、篠山城跡保存修理事業県補助金250万円のそれぞれ減額でございます。  次に、11目文化ホール費は、219万5,000円の減額で、交響ホール市主催事業費については既に実施済みの市主催事業の事業精査による206万6,000円の減額などが主なもので、財源内訳のその他は、交響ホール市主催事業使用料52万2,000円の減額でございます。  次に、7項保健体育費、2目保健体育施設費は、289万1,000円の減額で、篠山総合スポーツセンター管理費において、施設の利用状況により指導者謝礼や施設等の管理委託料などの施設管理経費の精査による311万1,000円の減額が主なもので、財源内訳のその他は、篠山総合スポーツセンターの各施設使用料139万1,000円の減額や篠山総合スポーツセンター基金繰入金162万円の減額が主なものでございます。  次に、54ページ、5目篠山東部学校給食センター費は、748万1,000円の減額で、篠山東部学校給食調理費について、決算見込みによる給食食数の減に伴う賄い材料費など748万4,000円の減額が主なもので、財源内訳のその他は、給食事業収入762万3,000円の減額でございます。  次に、6目篠山西部学校給食センター費は、635万4,000円の減額で、篠山西部学校給食センター管理費は、設備修繕など事業精査による26万8,000円の追加と篠山西部学校給食調理費につきましては、決算見込みによる給食食数の減に伴う賄い材料費など661万5,000円の減額が主なもので、財源内訳のその他は、給食事業収入692万4,000円の減額でございます。  次に、55ページ、11款公債費、1項公債費、3目公債諸費は、1,976万3,000円の減額で、6月の補正予算におきまして、今後の公債費負担を削減し、実質公債費比率などの財政指標の改善を目的として、市債の繰上償還8億5,535万2,000円を追加し、あわせて繰上償還に伴います金融機関に対する補償金につきましても追加をさせていただいておりましたけれども、繰上償還については各金融機関と交渉をさせていただきました結果、今回については、補償金が不要となりましたので、補償金1,976万3,000円を減額するものでございます。  次に、12款諸支出金、1項基金費は、全体で2億1,033万9,000円の追加で、それぞれの基金の積み立てを追加、減額を行うもので、減額の基金につきましては、基金利子減による積立金の減額でございまして、追加の基金としましては、1目財政調整基金費は、歳入歳出の一般財源の残額など1億4,134万2,000円の積み立てで、積み立て後の基金残高は39億8,804万4,000円で、財源内訳のその他は財産収入の基金利子196万9,000円の減額でございます。3目公共施設整備基金費は、5,259万6,000円を積み立てるものでございまして、旧えのきセンターなどの宅地3カ所及び里道水路9カ所の市有地5,426平方メートルの土地売り払い収入4,903万1,000円と市営住宅建築基金と美術品等取得基金の基金廃止に伴います基金繰入金362万9,000円の追加分と基金利子6万4,000円の減額分をあわせて積み立てをさせていただくものでございます。  次に、57ページ、27目丹波篠山ふるさと基金費は、682万4,000円の積み立てで、地域福祉基金の廃止に伴います基金繰入金687万2,000円の追加分と基金利子4万8,000円の減額分とをあわせて積み立てをさせていただきます。28目東日本大震災復旧復興支援基金費は、78万2,000円の追加で、今回市民の方からいただきました寄附金39万1,000円をもとに同額の一般財源を追加し、復旧復興支援のために積み立てるものでございまして、財源内訳のその他は寄附金で、積み立て後の残高は1,131万4,000円でございます。29目清水一雄教育振興基金費は、1,000万円の積み立てで、清水一雄氏から「篠山市の教育振興のために役立ててほしい」との目的を示して寄附をいただきました1,000万円を、新たに清水一雄教育振興基金として積み立てるもので、財源内訳のその他は、寄附金1,000万円でございます。  以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入について御説明をさせていただきますけれども、主な特定財源につきましては、歳出のところで御説明を申し上げましたので、一般財源につきまして御説明をさせていただきます。  それでは、17ページに戻っていただきたいと思います。  17ページ、16款財産収入、2項財産売り払い収入、1目不動産売り払い収入が4,903万1,000円の追加で、旧えのきセンターなどの市有地の売却に伴います土地売り払い収入の追加、18款繰入金、1項特別会計繰入金、2目下水道事業特別会計繰入金が67万6,000円の追加、18ページ、20款諸収入、5項雑入、4目雑入のうち、総務費雑入の19ページ、市町村振興協会市町交付金566万1,000円の追加が主なものでございます。  次に、債務負担行為及び地方債の補正につきまして御説明を申し上げます。  6ページをお開きいただきまして、第2条により、今回追加しようとする債務負担行為は、第2表債務負担行為補正に記載いたしておりますが、職員の退職者に係る県市町村職員退職手当組合特別負担金で、期間は平成24年度から平成27年度まで、限度額は7,183万2,000円でございます。これは、今年度末で勧奨・定年退職いたします19名分の退職手当組合に支払います特別負担金でございまして、総額9,211万7,000円を5年分割で支払うための、平成24年度以降の債務負担行為でございます。  次に、第3条により今回追加及び変更しようとする地方債につきましては、第3表地方債補正に記載いたしておりますが、まず1の追加は、国の第3次補正予算に係ります緊急防災・減災事業でございまして、八上小学校の耐震補強工事に係るもので、限度額は1億2,380万円でございます。  次に、2の変更は3事業でございまして、限度額の補正額は合わせて2,010万円の追加でございます。まず、公共事業等は、補正前の限度額1,140万円に2,850万円を追加し、補正後の限度額を3,990万円にしようとするものでございます。国の第4補正予算に係ります地域農業水利ストックマネジメント事業分につきましては、1,700万円の追加と篠山城下町地区整備事業の起債の目的区分の変更によります1,150万円の追加でございます。  次に、災害復旧事業につきましては、補正前の限度額1,040万円から40万円を追加させていただきまして、補正後の限度額を1,080万円にしようとするものでございまして、河川災害復旧工事の事業精査による追加でございます。  次に、教育・福祉施設等整備事業は、補正前の限度額1,650万円から880万円を減額し、補正後の限度額を770万円にしようとするもので、篠山城下町地区整備事業の起債の目的区分の変更による減額でございます。  以上の結果、今回の地方債の補正につきましては、補正後の地方債総額は11億1,547万9,000円となり、このうち普通交付税に算入されます地方債は、10億1,669万2,000円で、補正後の普通交付税算入率は91.1%でございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  次に、議案第20号について、堀毛市民生活部長。 ○市民生活部長(堀毛宏章君)(登壇)  ただいま上程いただきました議案第20号 平成23年度篠山市住宅資金特別会計補正予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、住宅資金貸付助成事業の一般事務経費の精査に係るものと、返済滞納金回収に係る弁護士への委託料の減額により、減額補正をするものです。これにより、歳入歳出の総額から、それぞれ13万円を減額し、歳入歳出それぞれ、4,514万6,000円にしようとするものです。  それでは、歳出から御説明申し上げます。  住宅資金特別会計予算書の3ページをごらんください。  1款総務費、1項1目一般管理費のうち、償還推進事業の消耗品費5万円と弁護士への委託料8万円を減額するものです。委託料の減額は対象としておりました滞納者より、返済が任意で再開されたことなどによるものです。  次に、歳入ですが、同じく予算書の3ページをごらんください。  まず、1款県支出金、1項1目の県補助金ですが、償還推進事業補助金を法的措置件数の減少に伴い5万4,000円減額するとともに、3款繰入金、1項1目一般会計繰入金を7万6,000円減額いたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議を賜り、御決定いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河南克典君)  次に、議案第21号、議案第22号及び議案第27号の3議案について、田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第21号、第22号、第27号の3議案につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  青色の仕切り紙になりますが、議案第21号 平成23年度篠山市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、第1条第1項で公共下水道事業の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ988万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億3,900万5,000円とし、特定環境保全公共下水道事業の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ183万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億43万8,000円にしようとするものです。補正の主な理由としましては、新規加入者の負担金や分担金、決算見込みによる事業費の精査によるものでございます。  補正予算書5ページの公共下水道事業の歳出から御説明申し上げます。  1款下水道総務費、1項下水道管理費、1目一般管理費の公共下水道管理費374万7,000円の追加ですが、主なものとして薬品費66万円の減額は決算見込みによるもの、手数料78万4,000円の減額は脱水ケーキの処分費用、減債基金積立金468万6,000円の追加は現年度納付の下水道事業受益者負担金によるもの、一般会計繰出金は67万6,000円を追加するもので、一般管理費に374万7,000円を追加して、2億8,550万1,000円にするものです。  次に、2款1項1目下水道建設費の公共下水道事業建設費1,362万7,000円の減額ですが、主なものとして委託料883万1,000円の減額は、篠山環境衛生センター改築実施設計業務と下水道処理場統廃合計画策定業務の契約差金によるもの、車両475万2,000円の減額はミックス事業で使用する脱水ケーキ運搬車の車両仕様の見直しや契約差益によるもの、下水道建設費から1,362万7,000円を減額し3,220万3,000円にするものです。  次のページの3款1項公債費、2目利子につきましては、事業費精査により161万5,000円の財源更正を行っております。  次に、歳入ですが、4ページをお願いします。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道事業受益者負担金は現年分として536万2,000円を追加し1,294万7,000円にするもの、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道費国庫補助金は事業費確定により703万円を減額し1,227万円にするもの、5款1項繰入金、1目一般会計繰入金は事業精査により231万2,000円を減額し6億8,437万円にするもの、8款1項市債、1目下水道債は事業費確定により590万円を減額し1億1,040万円にするものです。  次に、特定環境保全公共下水道事業ですが、補正予算書10ページの歳出をお開き願います。  1款下水道総務費、1項下水道管理費、1目一般管理費の特定環境保全公共下水道管理費183万円の減額ですが、主なものとしては電気代121万円の減額は下水処理場ほか設備機器に係るもの、工事請負費240万円の減額は管路補修工事費用の精査によるもの、減債基金積立金232万円2,000円の追加は新規加入分担金等からのもので、一般管理費を1億8,600万5,000円にするものです。  補正予算書9ページの歳入ですが、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目下水道事業受益者分担金は新規加入分担金に232万2,000円を追加し、531万4,000円とするもの、5款1項繰入金、1目一般会計繰入金は事業精査により415万2,000円を減額し6億2,654万4,000円にするものでございます。  続きまして予算書、黄色の仕切り紙になりますが、議案第22号 平成23年度篠山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  第1条第1項は、農業集落排水事業の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ418万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億6,392万4,000円にしようとするものです。  補正予算書4ページの歳出ですが、1款農業集落排水総務費、1項農業集落排水管理費、1目一般管理費の農業集落排水管理費418万7,000円の減額については、主なものとして薬品費42万9,000円の減額は契約差益による薬品の減によるもの、工事請負費460万円の減額は管路補修工事費用の精査によるもの、減債基金積立金95万8,000円の追加は新規加入分担金によるもので、一般管理費を1億208万8,000円にするものです。  次に、3ページの歳入ですが、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目農業集落排水事業受益者分担金は新規加入者の分担金として95万8,000円を追加し161万2,000円とするもの、4款1項繰入金、1目一般会計繰入金として514万5,000円を減額し5億8,155万5,000円にするものでございます。  続きまして補正予算書、最後の水色の仕切り紙になりますが、議案第27号 平成23年度篠山市水道事業会計補正予算(第4号)につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  1ページの第2条の収益的収支及び支出の補正につきましては、3ページの水道事業会計補正予算(第4号)実施計画に基づきまして御説明を申し上げます。  収入の部では、1款水道事業収益18億3,570万2,000円に253万9,000円を追加し、18億3,824万1,000円にしようとするものです。2項営業外収益、2目一般会計繰入金13万5,000円の減額は、重点分野雇用創造事業による漏水調査業務費用の確定によるもの、4目雑収益267万4,000円の増額は2件の給水協力金によるもので、2項営業外収益に253万9,000円を追加し4億7,011万5,000円とするものです。  次に支出の部では、1款水道事業費用17億3,498万円から2,086万1,000円を減額し17億1,411万9,000円にしようとするものです。1項営業費用、1目原浄水及び浄水費718万3,000円の減額は、原浄水設備の保守点検業務委託料の確定や施設の動力費・薬品費等の事業費精査によるもの、2目配水及び給水費1,240万1,000円の減額は業務委託料の確定及び配給水設備等の修繕費精査によるもの、3目総係費285万9,000円の減額は業務委託料等の精査によるもので、1項営業費用から2,244万3,000円を減額し13億6,169万2,000円にするものです。  2項営業外費用については消費税及び地方消費税の精査により158万2,000円を追加し3億3,242万4,000円とするものです。  続きまして第3条の資本的収入及び支出の補正につきましても、4ページの実施計画により御説明申し上げます。  収入の部、1款資本的収入2億9,435万8,000円から1,054万5,000円を減額し、2億8,381万3,000円とするものです。1項1目企業債1,300万円の減額は建設改良事業費の確定による企業債借入額の減によるもの、3項1目負担金252万円の追加は水道加入者が当初見込みを上回ったことによるもの、4項1目補助金6万5,000円の減額は管路更新計画策定業務費の確定による一般会計補助金の減額によるものです。  次に、支出の部、1款資本的支出8億3,336万8,000円から1,463万4,000円を減額し、8億1,873万4,000円にしようとするものです。1項建設改良費、1目原浄水施設費758万円の減額は原浄水設備更新工事の契約差金及び事業精査によるもの、2目配給水施設費698万9,000円及び3目業務設備費6万5,000円の減額は、配水管布設がえ工事や配水設備機器整備等の契約差金によるもので、1項建設改良費から1,463万4,000円減額して2億2,353万3,000円とするものです。  補正予算書1ページに戻っていただきまして、第3条の資本的収入及び支出の規定改正ですが、予算第4条に規定する資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5億3,901万円を5億3,492万1,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額855万9,000円を774万2,000円」に、当年度損益勘定留保資金1億9,594万2,000円を1億9,267万円に改めるものです。  2ページの第4条に規定する企業債は、第3条の資本的収入の企業債で1,300万円を減額しましたので、対象となる上水道事業の起債限度額を1,230万円、簡易水道事業の起債限度額を70万円に減額するものです。  第5条に規定する他会計からの補助金は、収益的収支及び資本的収支に対する補助金について、事業費の確定により20万円を減額し5億7,912万9,000円にするものです。  以上、簡単な説明ですが、議案第21号、第22号、第27号の提案理由の説明とさせていただきます。  御審議を賜り御決定いただきますようお願いします。 ○議長(河南克典君)  次に、議案第23号、議案第24号及び議案第25号の3議案について、前田保健福祉部長。 ○保健福祉部長(前田公幸君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました議案第23号、第24号並びに第25号の3議案につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  まず初めに、議案第23号 平成23年度篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、御説明申し上げます。議案書をお開きいただきたいと思います。  今回補正をお願いしようとする主な理由につきましては、事業勘定、直営診療所勘定それぞれ事業決算見込みに基づきますものにつきまして精査をしたもの、また、緊急を要します額につきましての補正をお願いしております。  その結果、第1条1項で事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,624万9,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億3,183万3,000円とします。また、直営診療所勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ419万1,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,750万円にするものでございます。  まず、事業勘定の歳出から御説明を申し上げますので、11ページの「歳入歳出補正予算事項別明細書」をお開きください。なお、歳出に係る国県支出金等の主な財源につきましてはそれぞれの歳出科目において御説明を申し上げます。  それでは、歳出の主な補正内容について御説明を申し上げますが、11ページで1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の192万9,000円の追加です。これは前期高齢者の1割負担の延長に伴うシステム改修費委託料94万5,000円、そして、国保中央会のシステムの最適化に係る負担金104万円等につきまして、補正をお願いするものでございます。財源につきましては、国庫支出金で制度改正に伴うシステム改修補助金としまして、455万8,000円、そして高齢者医療の円滑な導入に対します補助金13万9,000円ということと、また一般財源のほうを276万7,000円減額させていただいております。  続きまして2項徴税費、1目賦課徴収費の5万5,000円の減額につきましては、事務精査のものでございます。  次に、11ページから12ページにわたっております2款保険給付費、1項療養諸費399万5,000円の減額につきましては、決算見込みによりまして不用額を精査するものでございます。  次に、2項高額療養費2,307万8,000円の追加につきましては、支給額の増加、申請の増加によりまして、追加をお願いしております。4項出産育児諸費420万円の減額につきましては、出産件数10件の減少に伴います減額でございます。また5項葬祭諸費4万5,000円の追加につきましては、葬祭件数9件の増加によりますものでございます。  13ページをお開きください。  3款1項後期高齢者支援金等84万2,000円の追加につきましては、国庫負担金で613万7,000円、そして県費で6万1,000円、その他の財源で65万2,000円、一般財源を600万8,000円減額しております。財源更正の内訳を書いております。それぞれの決算見込みによりますものでございます。  4款1項前期高齢者納付金等3万3,000円の追加及び6款1項介護納付金の39万円の減額につきましては、事業の精査によります確定により補正をお願いするものでございます。  次に、8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費782万6,000円の減額につきましては、受診者の減少によるものでございます。2項保健事業費86万5,000円の追加につきましては、がん検診等の受診者が増加したものによります追加をお願いするものでございます。  14ページをお開きください。  9款1項基金積立金、1目財政調整基金積立金9万1,000円の減額につきましては、財政調整基金による預金利子の減額によりますものでございます。  次に、11款諸支出金、2項繰出金6万4,000円の追加につきましては、直営診療所の僻地運営補助金及び機器整備補助金の追加でございます。  最後に、12款1項1目予備費6,695万3,000円の減額につきましては、療養諸費の精査が決算見込みによりまして、落ちついているため精査をしようとするものでございます。  続きまして歳入の説明に戻らせていただきまして、7ページをお開きください。  1款1項国民健康保険税5,388万6,000円の減額についてですが、当初予算におきまして目標収納率95%を想定して、予算設定をしておりました。収納率は昨年度よりも上昇する見込みでございますが、現在のところ約92.8%の決算になる見込みでございますので、その額を減額するものでございます。  2款使用料及び手数料、1項手数料につきまして、4万7,000円の追加は、督促手数料等の見込みによるものでございます。  8ページから9ページにわたりまして、3款国庫支出金8,364万8,000円の増額、4款療養給付費交付金2,246万4,000円の減額、また県支出金の1,351万4,000円の追加等につきましては、先ほど歳出で説明しましたように、保険給付費等のルール分のものにつきまして精査をしております。  次に、8款1項財産運用収入9万円の減額につきましては、財政調整基金に伴う預金利子の減額によりまして精査を行っております。
     次に、9款繰入金、1項他会計繰入金94万1,000円の減額につきましては、事務費、保険基盤安定基金等に伴う一般会計繰入金を精査したものでございます。  10ページにお移りいただきまして、2項基金繰入金8,229万6,000円の減額につきましては、国庫補助金等の増額によりまして、基金等の取り崩しが少なくなるため、決算見込みとして減額をするものでございます。  次に、11款諸収入、1項延滞金加算金及び過料615万1,000円の追加につきまして、及び2項雑入の203万6,000円の追加は、それぞれ国民健康保険税に伴う延滞金の増額、また交通事故に伴う第三者行為返納金の追加でございます。  続きまして、直診診療所勘定の補正につきまして御説明を申し上げますので、歳出から御説明申し上げます。28ページをお開きいただきたいと思います。  まず1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費9万4,000円の減額につきましては、東雲・後川・草山・今田診療所におきます診療所事務費を精査したものでございます。2目の連合会負担金15万円の減額につきましては、東雲・今田診療所におきます協議会の負担金を精査したものでございます。  28ページ、29ページをお開きいただきたいと思いますが、2項研究研修費17万5,000円の減額につきましては、東雲・草山診療所におきます医師研究研修費の旅費等を精査したものでございます。  次に、2款1項医業費377万2,000円の減額につきましては、各診療所における医療基金に係るリース料等の経費を211万4,000円減額し、患者分の増減によりまして、医薬材料費を165万8,000円減額するものでございます。  続きまして、歳入の説明に移らせていただきます。  24ページから26ページについて、お開きをいただきたいと思います。  1款診療収入、1項外来収入251万5,000円の減額、及び2項その他の診療収入9万4,000円の減額につきましては、国保患者の減少等、また諸検査等の減少によりまして精査をするものでございます。  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料4,000円の追加につきましては、今田診療所の往診車の使用料を精査しまして、また2項手数料2万8,000円の追加につきましては、東雲診療所の文書・事務処理手数料を精査するものでございます。  3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、診療所管理費及び診療収入の精査、雑入の繰入金37万1,000円を減額するものでございます。  次に、2項1目事業勘定繰入金6万4,000円の追加につきましては、草山、今田診療所に係る僻地直営診療所運営費補助金等の確定に伴い、事業勘定から繰入金を精査したものでございます。  次に、5款諸収入、2項1目雑入203万3,000円につきましては、各診療所の予防接種委託金等の増減によりまして精査をしたものでございます。  以上、議案第23号の提案説明とさせていただきます。  続きまして、議案第24号 平成23年度篠山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  今回、補正をお願いしようといたします主な理由につきましては、事業決算見込み額に基づき歳入歳出の所要額を精査したものでございます。  その結果、第1条1項で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ983万4,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億752万5,000円にしようとするものでございます。  それでは、4ページをお開きいただきたいと思います。  まず、歳出から御説明を申し上げます。  2款1項後期高齢者医療広域連合納付金983万4,000円の減額につきましては、兵庫県広域連合への保険料及び保険料軽減費の基盤安定負担金の納付金を精査したものでございます。  歳入に移らせていただきまして、3ページですが、1款1項後期高齢者医療保険料884万3,000円の減額につきましては、本年度の保険料見込み額を精査したものでございます。  次に、3款繰入金、1項一般会計繰入金、2目保険基盤安定繰入金の99万1,000円の減額につきましては、保険料軽減費の基盤安定負担金を精査したものでございます。  以上、議案第24号の説明とさせていただきます。  最後になりますが、議案第25号 平成23年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案の理由を御説明させていただきます。  介護保険におきましても、補正をお願いしようといたします主な理由につきましては、介護保険事業勘定、介護サービス事業勘定におきまして、それぞれ決算見込みによります精査をお願いしようとするものでございます。  その結果、第1条第1項で介護保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,943万3,000円を減額しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億3,045万2,000円とし、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ60万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ267万1,000円にしようとするものでございます。  それでは、介護保険事業勘定の歳出から御説明申し上げます。  8ページをお開きいただきたいと思います。  1款総務費、1項総務管理費の3,000円の追加につきましては、地域支援事業過年度分精算交付金によるものでございます。  次に、8ページから9ページにわたります2款保険給付費、1項介護サービス等諸費2,106万5,000円の追加、2項介護予防サービス等諸費2,050万5,000円の減額、4項高額介護サービス等費80万円の追加、6項特定入所者介護サービス等費2,185万8,000円の減額につきましては、介護給付費の見込み額が当初より増減したことによりまして、精算するものでございます。  次に、3款地域支援事業費、1項介護予防事業費、1目二次予防事業費の243万5,000円の減額、2目一次予防事業費162万円の減額につきましては、生活機能評価及び非常勤嘱託員報酬等の精査及び通所施設いきいき塾の実績精査による減でございます。  次に、10ページの2項包括的支援事業・任意事業費の89万9,000円の減額につきましては、主なものとして権利擁護事業費62万6,000円の減額、5目任意事業の16万5,000円の減額であり、成年後見人等の事務費及び各事業精査によります減額でございます。  次に、3項地域支援事業費、1目地域支援事業費398万4,000円の減額につきましては、東部・西部地域包括支援センター委託事業費の精査によるものでございます。  続きまして歳入に移らせていただきまして、5ページをお開きいただきたいと思います。  1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料525万8,000円の減額につきましては、本年度の介護保険料収納見込み額による精査であります。  次に、5ページから6ページにわたります3款国庫支出金2,661万6,000円の減額、4款県支出金368万5,000円の追加、5款支払基金交付金1,733万9,000円の減額につきましては、介護保険給付費及び地域支援事業費に係ります補助ルール分の増減を精査したものでございます。  次に、7款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金1,322万6,000円の減額につきましては、介護保険に係る職員人件費及び事務費並びに介護給付費、そして地域支援事業に係る一般会計からの繰入金を精査したものでございます。  2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金2,759万4,000円、及び介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金184万7,000円の追加につきましては、介護給付費並びに保険料等の精査をし、繰入金を最終的に調整して追加するものでございます。  最後に、9款諸収入、1項雑入12万円の減額につきましては、生活管理指導短期宿泊事業に係る減額で精査をするものでございます。  次に、介護保険サービス事業勘定の御説明を申し上げます。  20ページをお開きいただきたいと思います。  まず歳出から、1款介護サービス事業、1項1目介護予防サービス事業費60万9,000円の追加につきましては、東部及び西部地域支援センターに係る事業費を精査するもので追加をお願いします。  歳入に移らせていただきまして、1款繰入金、1項他会計繰入金で同額60万9,000円を追加しております。これは東部及び西部地域支援センターに係る介護予防ケアプラン作成事業の精査によりまして、追加をお願いするものでございます。  以上で、議案第23号、第24号、第25号の3議案の一括提案の説明とさせていただきます。  雑駁な説明でございましたが、よろしく御審議いただきまして、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  次に、議案第26号について、長澤農都創造部長。 ○農都創造部長(長澤義幸君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第26号 平成23年度篠山市農業共済事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正は、農作物共済勘定及び業務勘定の事業費確定見込みにより減額補正をしようとするものでございます。  それでは、補正予算書1ページをお開きください。  第2条、収益的収入及び支出区分の中段、補正予定額、農作物共済勘定で68万7,000円、業務勘定で306万4,000円、ともに減額補正を行い、収入支出総額をそれぞれ1億1,044万2,000円にしようとするものでございます。  次に、2ページからの収益的収入及び支出でございますが、主なものにつきまして御説明を申し上げます。  まず、2ページの農作物共済勘定の収入でございますが、1款農作物共済事業収益、1項事業収益、10目農作物特別積立金戻入69万7,000円の減額をするもので、補正後予定額を1,276万4,000円にしようとするものでございます。  支出につきましては、1款農作物共済事業費用、1項事業費用、8目業務勘定繰入69万7,000円の減額で、水稲損害防止事業の確定見込みによるものでございます。  次に、3ページの業務勘定の収入でございますが、1款業務事業収益、1項事業収益、1目受取補助金109万5,000円の減額は、事業費精査によります一般会計繰入金の減額、3目賦課金108万4,000円の減額は、水稲・麦・大豆共済の引受数量及び共済金額の確定によります事務費賦課金の減額、6目受取損害防止事業負担金13万8,000円の減額は、水稲損害防止事業連合会負担金及び家畜特定損害防止事業費の確定による減額、7目事業勘定受入69万7,000円の減額は、水稲損害防止事業の確定見込みによる農作物共済勘定受入の減額、2項事業外収益、6目業務引当金戻入4万6,000円の減額をするもので、補正後予定額を4,674万5,000円にしようとするものでございます。  次に、4ページの支出につきましては、1款業務事業費用、1項事業費用、1目支払い賦課金25万円の減額は、水稲・麦・大豆共済の引受数量及び共済金額の確定によります県連合会へ支払う賦課金の減額、2目一般管理費25万8,000円の減額は、賃金を初めそれぞれの節に係ります事業量の確定見込みによります精査によるものでございます。  4目損害評価費74万4,000円の減額は、損害評価会委員報酬及び損害評価事務費の精査などによる減額、5目損害防止費130万2,000円の減額は、大豆損害防止事業の薬剤費及び水稲病虫害防止事業・家畜特定損害防止事業の委託料の精査による減額、3項予備費は業務勘定事業費の精査により50万円を減額しようとするものでございます。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河南克典君)  ここで、暫時休憩といたします。再開は2時50分といたします。               午後 2時37分  休憩               午後 2時50分  再開 ○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行いますが、本案につきましては、補正予算特別委員会に付託し、休会中に審査を願うことにしたいと思います。  したがいまして、説明に対する総括的な質疑をお願いします。  質疑はありませんか。  4番、植野良治君。 ○4番(植野良治君)  4番、植野です。  一般会計で、今回三つの目玉の事業が国の3次、4次の補正を受けて取り組まれるという、こういう補正予算が提案されておるわけですが、その中の一つに、特産物の振興ということで、JAさんが茶工場を建設する、このお金が国・県で8,610万円入ってきて、予算に上がっておる歳出がほぼ同じ金額を出していくと、残額は当然JAさんのほうで約2億円ほどの建築費がかかるというふうに情報を得ておるんですが、篠山市が自前で上乗せするというのは、この予算を見る限り、ゼロに等しい金額ではないかと、私は読ませてもらっておるんですけれども、お茶を大変長い間かかって茶工場を傷んでいるやつを早くよい茶が生産できる茶工場にという、こういう生産農家の強い願いが早くからありました中、やっと実現する運びになって、これは喜ばしいことなんですが、篠山市は特産物振興の中でこのお茶の振興については、どのような考え方を農政の上で特産物振興していこうという中で、お持ちになっておるのか、この予算を見る限り、余りいわゆる国・県のトンネルだけを事業者のほうへ補助するというようなことで、篠山市自前の取り組みが予算を見る限り、読めないという、こういうふうに感じるんですが、そこらについては茶の特産物振興について、どのようなお考えがあるかというのが1点。  もう1点、下水道事業の関係になるんですが、下水道と特環合わせて受益者の負担というのが、今回当初予算に比べて、これは債務の増額になっておる。それぞれ両方とも当初予算よりも40%ほど大きい歳入の補正が組まれておるような形に今の説明を聞くと、なっておるんですが、これはありがたいことに、それだけの受益者がふえてきて、負担をいただいておるということなので、それぞれの事業にとっては大変結構な形なんやけれども、当初見込んでおる受益者負担と、年度末になってきて40%もふえると、想定したよりもよくふえたと、多くなったと言ったらそれで終わりなんですけれども、ここらはいわゆるそれぞれの家が建ったり、開発がされたりしていく中で、これだけの受益者負担が現時点、23年度見込めるということで補正が組まれておると思うんですが、これらについては、それらの住宅開発なり、住宅がふえていくこと、あるいは世帯がふえていくことについて、本当にふえたから予算計上するのでなしに、ふやしていかなければこの事業というのは成り立たない状況に、上水道も一緒なんですが、そこらについての当初の予算計上の計画や見通しが、私から言えば、少なかったのか、甘かったのか、ふえるほうなのでまだいいのですが、そこらについての考え方を担当者にお尋ねしたいと思います。  以上、2点です。 ○議長(河南克典君)  長澤農都創造部長。 ○農都創造部長(長澤義幸君)  先ほどの御質問の茶工場の関係でございます。この分につきましては、今現在、国へ交付申請しておりますものが総事業費といたしまして、1億8,091万5,000円、そして補助対象事業としまして1億7,230万円、そしてまた国の補助金としまして、先ほど上程させていただきました8,615万円というものでございます。確かに植野議員がおっしゃいますように、今回のハード事業につきましての市としての金銭的な上乗せは今現在できておりません。しかし、今後におきましては、お茶の生産農家の方々をもちまして、推進協議会が開催されて、るる今後の運営内容を検討していただいておると、そして、もう少ししますと、丹波茶生産組合というような組合が正式に設立をいたしまして、今回の茶工場の管理運営に当たっていただくということになってございます。  このような中におきまして、市におきましては今、約28ヘクタールの茶園を有しておりますけれども、やはりその茶園を見ます中におきましても、高齢化、後継者不足等の中で十分な管理茶園ができていないということもございますので、今後生産組合との協議の中で今回のハード面につきましては、支援ができておりませんけれども、今後の新植、改植等の手入れの中の支援策につきましては、検討させていただきたいと。そしてまた、その中で丹波茶としての特産であります物を今後も守っていくという一つの方策は考えてございますので、もう少しその支援策につきましては、お時間をいただきたいというふうに思ってございます。 ○議長(河南克典君)  田中上下水道部長。 ○上下水道部長(田中義明君)  御指摘の分担金なり負担金の予算の見込みについてですけれども、下水道の公共につきましては、536万2,000円、それから特環が232万2,000円、それから農集のほうが95万8,000円、おおむね半分を予算で見込んでおるような状況になっております。  ここ数年、篠山市の状況として、人口の増加が余り見込めてないことと、新たな開発が10年前に比べまして、余り多くないといったところと、あと分担金なり加入金の単価が40万円とか50万円とか大変高い金額になっておりますので、余り多目に見込むと収支のバランスもありますので、低目の設定をした結果、最終的によい方向であるんですけれども、加入金の分担金なり負担金が増収になったといったような結果になっております。 ○議長(河南克典君)  4番、植野良治君。 ○4番(植野良治君)  1点目のお茶の関係なんですけれども、部長の説明では、今回のハードのものについては、篠山市としては支出をしておらないけれども、今後、地元で組織されておる、この組織が恐らく茶工場はJAさんが建てて、この組織が運営していくという、こういう形の方向で今、市も一緒に取り組まれておるのではないかと思うんですが、ここらについて市のできるだけの援助というのか、そういうことも考えていきたいと、このような答弁に受けとめましたんですが、それでそのような解釈でよいのかというのが1点。  それともう一つ、これ不思議なことに篠山市は有害鳥獣で山間の谷やとか、山のそばの農地が垣をしておっても、イノシシやシカにいかれてしまうと、せっかく育てたのに収穫がならんというのが篠山市全域にわたって、こういうひどい、いわゆる農家の生産意欲を損なうような実態が今出ております。私、詳しいことはわからないのですが、お茶畑は不思議に山の際にあっても、イノシシが出たり、シカが出たりするところにあっても、お茶だけはあれ食べないんやね、今の状況を見たら。これからまたお茶まで食べていくのか、わからんけれども。  こうなってきたときに、篠山市の農地を守っていくとか、農業を振興していく上で、この再山の際は篠山じゅう全部、お茶を植えていって、イノシシやシカの有害鳥獣の被害をなくしていくと、そういうようなこともこの状況を見たら、根本的に考えて取り組んでいってはどうか、一気にいかなんだら、一遍そういう地域でそういうテストみたいなものも、かなり時間がかかるし、お茶そのものが労力の割に、あるいは肥料もたくさん要る、生産費の割に金にならんという、こういう状況の中で、お茶栽培農家はなかなか苦しまれておるんですけれども、かつて大山地域でしたか、すばらしいリーダーがおられて、山のふもとには全部クリを植えよう、今でも山の緑を、ふるさとというような形で山にはヒノキや杉を植える。そのふもとには全部一面クリを植えていこうと言って、クリの産地を、野にはほかの作物を植えていこうというような、こういう取り組みをなされたすばらしいリーダーが大山においでになったというふうに聞いております。  このようなことを篠山市の農業振興を考えるときに、これは簡単に科学的には何も根拠もない、私素人が申し上げるわけだけれども、お茶はそういうことが可能な作物ではないかなという思いがするんです。こんなことを踏まえると、茶工場が新しくなるのを機会に、これの栽培面積をふやすということも、あるいは有害鳥獣から農作物を守っていくということやら考えると、こんな振興の取り組みというのを、篠山市の農業の特産物に加えるか、特産物として、考えられないかという思いが一つしておるんです。無責任な思いつきみたいな話にお聞きになるかもわからないけれども、私のこの考え方について、何かコメントがあったら後ほどお世話になりたいと思うんです。  それから、下水道関係の負担のほう、おっしゃるとおり、最近ここ何年か、開発というのか、住宅が建っていくのが少なくなってきておった。どん底にあったのが事実なんですが、ここ一、二年、かなり住宅開発が進み、家が建ち、子供さんを持たれた若い世代がふえてきているように、私の周りでは感じるんです。ある集落によったら、一挙にここ二、三年で50戸ふえた。あるいは30戸ふえたというような形で、そういうことを考えると、下水道事業、上水道事業、これらのお客さんをふやすということは、これからの篠山市のこの事業にとって、使ってもらう人を、あるいは使う量をふやす以外にこの経営を安定化させていく道はない。下手すれば上水道もまた値上げをせんならんというようなことも考えられるので、もう少し積極的な取り組みをこの下水道や上水道部門だけじゃなしに、全体的に政策として、住宅開発、新しい人が多く住んでもらうという、こういうことが取り組めないかというふうな思いがするんですが、これ担当部長からやなしに、むしろ政策部長のほかの答弁をいただいたほうがよいじゃないかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(河南克典君)  長澤農都創造部長。 ○農都創造部長(長澤義幸君)  先ほど申し上げました生産組合等と連携しながら、支援ということにつきましては、今現在、クリにつきましては、丹波栗再生モデル事業というふうな、県の事業でもございますけれども、そういうようなものを見本にしながら、篠山市の特産でございますお茶の今後の振興方策というのを研究していきたいというふうに考えてございますと、もう1点につきましては、お茶は獣害に対して強いものではないかという御意見でございます。確かに今の現状等なり、農家の方に聞かせていただきますと、お茶の苗への施肥をしたときには、イノシシがおるというようなことは聞かせていただきましたけれども、確かにおっしゃいますように、お茶の新芽をシカが食べたというような話は余り聞いたことはございませんので、今後の方策につきましては、県の森林動物センター、専門機関でございますので、そういうようなところとお茶と獣害との関係を研究しながら、今後、県動物センターと研究していきたいというふうに思ってございます。 ○議長(河南克典君)  上田政策部長。 ○政策部長(上田英樹君)  2点目の御質問にお答えさせていただきたいと思います。  植野議員言われるとおり、家が建ち、若い人が住むということは、本当に地域が活性化するばかりでなく、税収につきましても私もそのとおりだというふうに思っております。特に、来年度につきましては、以前から少し御相談を申し上げておりますけれども、周辺地域の今、若者が少ないところにつきましては、ある程度重点施策として、それは市の施策として打っていきたいというふうな考えを持っていますのと、そして今、30軒、50軒ふえたということで、おっしゃっていただいたのは、篠山口駅周辺等のことかなという、ある程度、民間開発によってふえているのかなというような今、思いを持っております。やはり市の施策として実施するところ、もう一つ民間にゆだねて実施するところ、やっぱり市全体としてふやしていくのが篠山市活性化の一つの施策だというふうに思っております。  そして住生活基本計画、まちづくり編を立てました。立てましたというか、今、立てようとしております。その施策とかませながら、市の施策でするところ、民間にゆだねるところ、また総務が担当しています、遊休地等の公共施設も活用しながら、全体的な施策としてそのような若者が住むところを住宅にするような施策はどんどん打っていきたいなというような考えを持っています。  以上でございます。 ○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第19号から議案第27号までの9件を一括して、議長を除く全議員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。  御異議はありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。
     したがって、議案第19号から議案第27号までの9件は、議長を除く全議員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。  続いて、お諮りします。  ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定によって、議長を除く全議員を指名したいと思います。  御異議はありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、補正予算特別委員会の委員は、議長を除く全議員を選任することに決定しました。  ここで、暫時休憩といたします。               午後 3時04分  休憩               午後 3時05分  再開 ○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、補正予算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、報告いたします。  委員長、渡辺拓道君、  副委員長、本莊賀寿美君。  以上で、報告を終わります。  以上で、本日の日程は、全部終了しました。  お諮りします。  委員会審査等議事の都合によって、明14日から19日までの6日間、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。  したがって、明14日から19日までの6日間、休会とすることに決定しました。  次の本会議は、2月20日午前9時30分から開議します。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 3時06分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                        平成23年2月13日                        篠山市議会議長  河 南 克 典                        篠山市議会議員  大 上 磯 松                        篠山市議会議員  足 立 義 則                        篠山市議会議員  堀 毛 隆 宏...